TSB Gamingは、3月31日、2020年度中に日本への本格的な参入を行うと発表した。
日本への参入は、スクウェア・エニックスやブロックチェーン投資会社B Cryptosなどから仮想通貨を含む総額201万ドル(2億2000万円相当)の出資を受けたことによるという。
『The Sandbox』のモバイルゲームは、4,000万ダウンロードを達成し、100万の月間アクティブユーザーがいるようだ。
現在開発中のブロックチェーン版『The Sandbox』は、プレイヤーがイーサリアム(ETH)のブロックチェーンをベースに、ボクセルゲームを簡単に構築、所有、収益化できる仮想世界となる。
『The Sandbox』はボクセルアセットを作成できるデジタルアイテム、アセット(LAND、キャラクター、アイテム等)を売買するためのマーケットプレイス、そして、インタラクティブゲームを作り上げるゲームメーカーツールの3つの主要コンポーネントで成り立っている。これらのコンポーネントにより、ゲームを運営する管理者がいない環境でも、ユーザーは作成したアセットを安全に保管、交換、そして売買できる。
The SandboxのUI
『The Sandbox』は、2020年後半に日本を含む正式版のグローバルローンチを予定している。すでに日本語への対応も完了しており、初心者でも登録後、自由度の高いコミュニティー主導のブロックチェーンゲームを体験できる。
正式版のリリース前に、すでに2回のプリセールを行い、1万以上の(仮想空間内の土地)LANDを販売し、1,300ETH、を超える資金を調達しており、3月31日には、第3回となるLANDの先行販売を予定している。
アタリゲームズ(Atari Games)とのコラボレーション
アタリ仕様の仮想空間
本コラボでアタリゲームズは、エステートと呼ばれる広大な土地を所有し、アタリ仕様の仮想空間を展開する。ゲームのクリエーターはアタリ仕様のアセットを自分のゲームとして使うことができるようになる。
アタリゲームズはテーマパークのような空間を作り、そこにアタリのアイテム、乗り物、ゲームやビルなどを提供していく。アタリゲームズが所持するゲームタイトルである『アステロイド』、『センティピード』、『Pong』、『ローラーコースター タイクーン』のボクセル版などが登場する。
更に、『The Sandbox』のキャラクターを使い、チャットや一緒にゲームをプレイしたりと、仲間とのコミュニケーションも楽しむことができる。
アタリマップ
今後の『The Sandbox』への期待
現在、多くの企業が『The Sandbox』のブロックチエーン版の未来に期待をし、投資やコラボレーションにて50以上のパートナーが賛同しており、2021年には100万のアクティブユーザーの獲得を予想している。今後パートナーは、『My Crypto Heroes』、『Axie Infinity』など、『The Sandbox』内に仮想の土地を持ち、ソーシャルエクスペリエンスを提供していく。
【『The Sandbox』ゲームプラットフォームの概要】
名 称 : The Sandbox
対応 OS : Windows (64bit 版) *Mac 及びモバイル OS 近日対応予定
リリース日 : 2020 年後半
発 売 元 : TSB Gaming Ltd
著作権表記 : © TSB Gaming Ltd