【ゲーム株概況(4/15)】任天堂が連日の高値更新 人工呼吸器の生産協力を検討と報じられたソニーも続伸 3Q営業赤字のケイブは8日ぶり反落

4月15日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比88.72円安の1万9550.09円で取引を終えた。IMF(国際通貨基金)が2020年の成長率をマイナス3.0%へ下方修正したこともあって売り物が先行したものの、2020年3月期の決算発表の内容をまずは見極めたいとの見方も強く、売り一巡後は底堅さを見せた。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、モブキャストHD<3664>とAiming<3911>、エクストリーム<6033>が大幅高した。また、任天堂<7974>が連日の年初来高値更新となったほか、カプコン<9697>やコーエーテクモHD<3635>、スクウェア・エニックスHD<9684>など大手ゲーム株の強さも目立った。

人工呼吸器の生産協力を検討していると報じられたソニー<6758>も続伸した。

半面、第3四半期期間(12~2月)が新株予約権に係る株式報酬費用の計上もあって1億1300万円の営業赤字となったケイブ<3760>が8日ぶりの反落となり、決算関連ではエディア<3935>やサイバーステップ<3810>も売り物に押された。

周辺株では、2020年5月期通期の業績予想を大幅下方修正したUUUM<3990>の下げもきつい。


■関連銘柄
株式会社ケイブ
http://www.cave.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ケイブ
設立
1994年6月
代表者
代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
決算期
5月
直近業績
売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3760
企業データを見る
ソニーグループ株式会社
https://www.sony.com/ja/

会社情報

会社名
ソニーグループ株式会社
設立
1946年5月
代表者
代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
決算期
3月
直近業績
売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
6758
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