コーエーテクモHD、モバイルゲームの4Q売上高は52億円と過去最高…『三国志・战略版』の大ヒットを受けてロイヤリティ収益拡大
コーエーテクモホールディングス<3635>は、この日(4月27日)、2020年1~3月のオンライン・モバイル分野の売上高が52億円と過去最高を更新したことを明らかにした。第2四半期が27億円、第3四半期が41億円と四半期ごとに伸ばしていたが、さらに伸ばした格好だ。IPを許諾した『三国志・战略版』が中国本土で大ヒットしたことを受けて、ロイヤリティ収益が入ったことが主な要因だ。利益率も高いため、同社全体の収益を押し上げる要因となった。
同社では、オンライン・モバイルゲームに引き続き注力する方針。月商10億円を目指すスマートフォンゲーム『三國志 新作(仮)』を2020年にリリースするほか、midasブランドの新作も開発を進めているとのこと。さらに、IP許諾タイトルとして、新たに『真・三國無双 覇』のリリースも予定しているとのこと。
【関連記事】
・コーエーテクモHD、20年3月期は売上・利益とも経営統合以来の最高業績…大型パッケージゲームとIP許諾したスマホゲームのロイヤリティが貢献
・コーエーテクモHD、好業績を受けて20年3月期末配当を52円から61円に増額
(編集部 木村英彦)
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635