AI Shift、電話応対業務の自動化を実現させるAI音声対話サービス「AI Messenger for Voice」の提供を開始


サイバーエージェント<4751>の連結子会社であるAI Shiftは、電話応対業務の自動化を実現させるAI音声対話サービス「AI Messenger for Voice」の提供を開始した。

現在、新型コロナウィルスの感染拡大を受け、企業や自治体への問い合わせが急増している一方で、テレワークへの移行に伴い従業員の働き方に制限が加わり、カスタマーサポートにおける対応負荷はこれまで以上に大きくなっている。

これにより、問い合わせ受付時間の短縮が余儀なくされているほかユーザーからの電話が繋がりにくいという状況が生じており、問い合わせ対応についてより一層の効率化が求められている。

このような背景のもと、同社はこれまで提供していたAIチャットボット「AI Messenger」に加え、チャットボットで培った対話戦略技術を活かし、AIによって企業の電話業務の自動化を実現する音声対話サービス「AI Messenger for Voice」の提供を開始した。

本サービスの提供により、予約や注文受付、情報照会など、企業における様々な電話業務を企業のニーズに応じて自動化することで、カスタマーサポートの業務効率化を支援する。

従来の音声ガイダンスとは異なるインタラクティブでスムーズな音声対話の実現には、高度な対話戦略を備えた対話エンジンが必要となる。

同社では、AIチャットボットの開発で培ってきたノウハウを活かし、音声対話に特化した対話エンジンを開発することで、より人間らしい自然な自動音声対話を実現する。



また、提供に先行して、サイバーエージェントグループ内で利用する独自のオンライン秘書サービスに導入し、電話応対業務の自動化を進めている。

AI Shiftでは、今後もAI技術の研究開発組織である「AI Lab」と自然言語処理技術に加え音声対話の研究を牽引する大学との産学連携をさらに強化し、より人間に近い会話の実現に向けた研究開発に取り組んでいく。
 
株式会社サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社サイバーエージェント
設立
1998年3月
代表者
代表取締役 藤田 晋
決算期
9月
直近業績
売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
4751
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