ブロックチェーンプラットフォーム事業を展開するスマートアプリは、5月25日、ブロックチェーン事業者向けプラットフォームサービス「GO BASE（ゴーベース）」をリリースをした。■国内最大級のイーサリアム系ウォレットサービスがオープン化
国内最大級のイーサリアム系ウォレットサービスであり、国内・海外で50以上のブロックチェーンサービスと連携している「GO! WALLET」の機能を全てオープン化することで、ブロックチェーンコンテンツの開発を効率化する。また、既存のブラウザ/スマホゲームなども容易にブロックチェーン対応ができるようサポートする。
さらに、ブロックチェーンコンテンツ市場で課題となっている新規ユーザー獲得においても、仮想通貨取引所の口座を持たなくてもブロックチェーンサービスが利用できる独自機能を提供、市場拡大を担う。
■「GO BASE」の目的
「ブロックチェーンサービスの価値を迅速に最大化する」をコンセプトに、「ブロックチェーンコンテンツ事業者がよりサービス開発に集中できる」「様々な機能と連携することで、利便性の高いサービスを提供できる」「利用者にセキュアでわかり易いブロックチェーンサービスを提供できる」環境を実現することを目的にしている。
■「GO BASE」が提供する機能
(1) スマートフォン用イーサリアム決済機能
「GO BASE」が提供するスマートフォン用イーサリアム決済機能を導入することで、ブロックチェーンコンテンツ事業者は、NFTの管理やコンテンツ決済機能を利用することができる。
(2) NFT・コンテンツ専用通貨などの日本円・米ドルでの販売
ブロックチェーンコンテンツ事業者が発行するNFTやコンテンツ専用通貨を、クレジットカードで日本円や米ドルにて利用者に販売することができる。取引所からイーサリアムを購入/送金しないと利用できないサービスは、本機能に対応することで、利用者の幅を広げることが可能になる。
※コンテンツ専用通貨は、非トークンであること。また、コンテンツ専用通貨から法定通貨およびそれと同等価値となるポイントや資産などへ交換ができないこと。
(3) インセンティブポイント発行機能
ブロックチェーンコンテンツ事業者が、利用者に専用インセンティブポイント（通称GP）を発行することができる。GPは、一定数貯める事でイーサリアムと交換可能。コンテンツ内アクションでのインセンティブや、決済時のキャッシュバックとして利用することで、継続率や利用者拡大に向けた様々な施策に利用できる。
(4) Push通知送信機能
「GO BASE」の決済機能を導入したアプリ向けに、Push通知送信機能を提供する。個別の利用者へも送信できるので、より効果的な通知を行うことができる。また、多言語に対応しているので、グローバルなコンテンツ配信においても利用することができる。
(5) プロフィール機能
ウォレットアドレスごとに、個別にプロフィール機能を提供する。アバターやプロフィール・ステータスなどのカラムがある。アバターNFTをブロックチェーンコンテンツ事業者が発行・付与できる機能も予定している。
(6) 統計データの提供
ブロックチェーンコンテンツ事業者へ「新規インストール数、デイリーアクティブ数」や「アドレスごとのETH決済額や購入頻度」など様々な統計データを提供する。
■今後の提供予定機能
「GO BASE」は今後、下記機能を順次提供する。
・パートナーによるNFT発行及びマーケットプレイス機能
・PC向けイーサリアムウォレット
・WalletConnect
・BitcoinウォレットおよびGPのBitcoin交換
・Android Java、Swift、UnityによるSDKの提供
■技術資料の公開
「GO BASE導入」に必要は技術資料は、専用サイトにて掲載。サポート体制も含め、ブロックチェーンコンテンツ事業者の迅速な開発を支援する。日本語と英語に加え、簡体中国語と韓国語の4カ国語に対応している。
▼「GO BASE」
https://gobase.io/
