gumi<3903>は、12月12日、2026年4月期 第2四半期累計の連結決算を発表し、売上高38億5000万円(前年同期比29.9%減)、営業損失1億6300万円(前年同期は1億7900万円の利益計上)、経常利益15億0200万円(同51.7%増)、最終利益13億5100万円(同125.3%増)だった。
・売上高:38億5000万円(同29.9%減)
・営業損失:1億6300万円(同1億7900万円の利益計上)
・経常利益:15億0200万円(同51.7%増)
・最終利益:13億5100万円(同125.3%増)
経常利益と最終利益が大きく伸びたが、営業外収益に計上する暗号資産評価益が前年同期9億7900万円から16億8300万円に大きく増えたことが主な要因だ。前年同期に特別損失として計上した事業構造改革費用2億2200万円も計上されていない。
事業セグメントの状況は以下の通り。
■モバイルオンラインゲーム事業
売上高は26億9300万円(同36.7%減)、営業損失は4億1700万円(前年同期は3600万円の利益計上)となった。不採算タイトルの早期撤退、一部タイトルの他社への運営移管、および前の期の子会社(エイリム)の株式譲渡といった構造改革の影響などにより、売上高は前年同期比で減少した。営業利益は、上記の減収影響に加え、新規タイトル配信前後のプロモーション実施に伴う広告宣伝費の増加を主因として、減益となった。
■ブロックチェーン等事業
売上高は11億5600万円(同6.8%減)、営業利益は2億5400万円(同77.7%増)となった。売上高は、エンターテインメント領域では、配信済みブロックチェーンゲームの期間経過による減収があったものの、暗号資産の受領に伴う売上計上が寄与し、概ね同水準となった。一方、アセットマネジメント領域は、暗号資産マーケットの市況悪化によるトークン価格の下落などの影響で、若干の減収となった。営業利益については、ゲーム開発及び運用コストの減少に加え、暗号資産受領に伴う利益貢献が奏功した結果、増益となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高89億4200万円、営業利益3億7000万円、経常利益21億300万円、最終利益20億6300万円(2025年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903