東映アニメーション<4816>が1月28日に発表した第3四半期累計(4-12月期)の連結業績は、売上高201億4800万円(前年同期比35.8%増)、経常利益36億3200万円(同121.1%増)、四半期純利益21億6300万円(同124.0%増)だった。
「ワンピース」と「プリキュア」シリーズ関連の売上が業績拡大のけん引役となったようだ。両作品については、ブルーレイ・DVDなどパッケージソフトだけでなく、衣類やフィギュア、パズル、生活雑貨といったキャラクター商品の版権収入、両作品に関連したタイアップキャンペーンやタイアップ商品などにわたっている。前年同期にあった映画「ワンピースフィルム ストロングワールド」の反動減の影響も軽く吸収した格好だ。
3月通期は、売上高251億円(前期比19.8%増)、経常利益40億円(同58.6%増)、当期純利益23億円(同58.8%増)を見込む。
会社情報
- 会社名
- 東映アニメーション株式会社
- 設立
- 1948年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高671億1700万円、営業利益177億7200万円、経常利益203億円、最終利益145億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4816