Game Server Services、スマートデバイスゲーム向けmBaaS「GS2」に新料金プランを導入 サポートメニュー付きのプランも

Game Server Servicesは、ゲームサーバーの開発・運用をせずにネットワーク対応ゲームのリリースを実現するスマートデバイスゲーム向けmBaaS(Mobile Backend as a Service) となる「Game Server Services(GS2)」において、利用者ニーズに基づく価格改定を実施することと、サポートメニュー付きのプランの追加を行うことを発表した。

「GS2」は、ゲームサーバーの開発・運用をせずともゲーム開発が行えるよう、ゲーム内で必要となるサーバー機能をサービス化し、使用したいコンポーネント単位で契約・利用できるサービス。サーバー運用業務が必要なくなり、ゲーム開発者は本来の使命である「ゲームを面白くすること」に注力できる環境を手にすることが可能だ。

■新料金プラン
・Individualプラン
過去12か月間の売上高の合計が1,000万円未満の個人・法人に適用される料金プラン。「GS2」が提供するすべてのサービスを無料で利用できる。

・Professionalプラン
過去12か月間の売上高の合計が1,000万円以上の個人・法人に適用されるプラン。APIリクエストあたり0.02円を基本とした従量課金モデルでサービスを利用することができる(従来の料金体系を据え置き)。

・Enterprise プラン
MAU単価30円~100円で「GS2」のすべてのサービスを提供。料金はゲームのサーバ依存度をもとに決定する。リリース後のAPIリクエスト数を事前に予測するのは困難であり、開発中にAPIリクエスト回数を気にしながら開発するのは効率面でも良くないため、ビジネスプランを立てやすく、開発を迅速に行えるようにするために追加された料金プラン。

なお、「従量課金モデルでの利用料金と比較して安いほう」で実際の請求は行われるため、リリースまでは迅速に開発を行い、リリース後にAPI呼び出し回数を最適化してコスト削減を行うような開発スタイルをとることができるようになっている。

■プロトタイプ開発を支援
新企画の検証などの目的でプロトタイプ開発を行う際に利用できるPrototypingプランも併せて追加した。このプランでは、月額10万円で全ての機能が利用できるほか、「GS2」のスタッフによる実装方法の案内のサービスも利用できる。