Aiming、『ドラゴンクエストタクト』の事前登録を発表 受託ではなく共同開発案件 先行事例から業績へのインパクトも期待

Aiming<3911>は、この日(6月10日)、スマートフォン向け新作ゲーム『ドラゴンクエストタクト』の配信時期を2020年夏とし、事前登録を開始したことを発表した。すでにスクウェア・エニックスが発表している。プロジェクトの枠組みだが、企画・制作はスクウェア・エニックス、開発はAimingが担当する。

本作は、「ドラゴンクエスト」シリーズに登場するおなじみのモンスターたちを指揮して戦うタクティカルRPG。戦闘は「ドラゴンクエスト」ならではのターン制のコマンドバトルの要素を踏襲しつつ、マス目で区切られたバトルマップ上で、3D で描かれたモンスターたちが白熱のバトルを繰り広げる。

なお、Aimingの椎葉忠志社長は以前の決算説明会で本作については「受託」ではなく、共同開発案件と明かした。受託の場合、定額の開発費と運営費、売上に連動するインセンティブで構成するが、共同案件では出資比率などに応じて収益を受け取ることが多い。受託に比べてリスクはあるが、ヒットした場合のリターンも大きい。

直近では、『ドラゴンクエストウォーク』を開発したコロプラ<3668>、『FFBE幻影戦争』を開発したgumi<3903>などが同じ枠組みとみられるが、両社とも好決算だったことを考えると、Aimingの業績にもポジティブなインパクトが期待されるところである。
 
▲ゲームのPV



■『ドラゴンクエストタクト』​
 

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