【ゲーム株概況(6/15)】通期利益予想を増額のエイチームが3日ぶりに大幅反発 Aimingは3日続伸 任天堂は朝高も次第に値を崩す展開に

6月15日の東京株式市場では、日経平均は週末を挟んで3日続落となり、前日比774.53円安の2万1530.95円で取引を終えた。米国や中国での新型コロナウイルスの新規感染者数が増加しており、感染の「第2波」への警戒感が市場の心理の重しとなった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、エイチーム<3662>が3日ぶりに大幅反発し、800円台を回復してきた。エイチームは、前週末6月12日に第3四半期決算を発表するとともに2020年7月期通期の連結業績予想の修正も発表しており、EC事業の採算改善などで営業利益と経常利益の予想を上方修正したことが市場から評価されているようだ。

また、Aiming<3911>が3日続伸し、ネクソン<3659>やグリー<3632>などもしっかり。

半面、モブキャストHD<3664>やギークス<7060>、バンク・オブ・イノベーション<4393>などの下げがきつく、enish<3667>やボルテージ<3639>なども売られた。

任天堂<7974>は、朝方に高値を付ける場面もあったものの、全体市場が売られる中で次第に値を崩した。


■関連銘柄
株式会社エイチーム
https://www.a-tm.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社エイチーム
設立
2000年2月
代表者
代表取締役社長 林 高生
決算期
7月
直近業績
売上高239億1700万円、営業利益5億6200万円、経常利益6億900万円、最終利益9億5300万円(2024年7月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3662
企業データを見る