スクエニ、『DQライバルズ』が「まほうのせいすい」を追加したルールについての現状を公開 7月1日には多数のカード調整も予定
スクウェア・エニックスは、『ドラゴンクエストライバルズ』において、6月1日より試験的に導入している「まほうのせいすい」を追加したルールについて、現状の報告と今後の対応について発表した。
■戦績の変化について
2020年5月下旬頃はゲーム全体で平均した場合、先攻を取ったプレイヤーが大きく勝ち越す傾向となっていた。
2020年6月以降、「まほうのせいすい」を試験的に導入した結果 現在は、
先攻勝率:約48%
後攻勝率:約52%
となっており、全体を平均するとやや後攻が有利といえるものの、以前よりも先攻後攻の格差は解消していると判断している。
■「まほうのせいすい」実装について
「まほうのせいすい」を特技カードではないものとして扱う正式実装については、2020年8月の新カードパックリリース時にあわせて実装できる見込みとのこと。
■今後のゲームルールについて
上記を受け、現時点の仮実装であっても「まほうのせいすい」が導入されているほうがゲーム上健全であると判断し、6月いっぱいで元に戻すと伝えていたゲームルールは8月の新カードパックリリースまで継続する。
なお 現状やや後攻が有利になっていることの調整を目的として、7月1日以降、後攻プレイヤーに適用されていた「ゲーム開始時の手札+1枚」を削除する。
※このルールは改めて戦績を分析のうえ元に戻す可能性がある。
■禁止カードの取り扱いについて
「ヘルクラッシャー」「心眼一閃」については前回の禁止お知らせで伝えたとおり、「まほうのせいすい」仮実装の状況では受ける恩恵が大きすぎるため、引き続き禁止カードとする。
それ以外に禁止カードとなっている「自分の最大MPが相手の最大MP以下なら」のテキストを持つ、いわゆる後攻有利カードについては、現状の戦績から後攻が有利になる条件を変更すべきと判断している。
そのため 7月1日時点では一部カードの能力を変更し、禁止設定を解除する。このとき対応しないカードについても効果の検討を行ったうえで将来的に禁止を解除できるようバランス調整検討中とのこと。
そのほか、新カードパックは発売延期しているが、その中でもゲーム環境の変化を楽しめるよう、7月1日には多数のカードの調整を行う予定。現環境で強力なカードの下方修正だけでなく、今までやや力不足だったデッキやまもなくグランプリルールで使えなくなるカードがもう一度環境で活躍できるよう上方修正も行う。
■『ドラゴンクエストライバルズ』
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会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2428億2400万円、営業利益275億4800万円、経常利益389億4300万円、最終利益280億9600万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- 株式会社トーセ
- 設立
- 1979年11月
- 代表者
- 代表取締役会長 齋藤 茂/代表取締役社長 渡辺 康人
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高46億1500万円、営業損益5億2200万円の赤字、経常損益5億100万円の赤字、最終損益2億6000万円の赤字(2024年8月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4728