実物大ガンダム中国に立つ! 初の海外進出として『機動戦士ガンダム SEED』のフリーダムガンダム立像が2021年に上海で展示へ
バンダイナムコグループのサンライズと創通は、2021年に実物大のフリーダムガンダム立像を中国の上海市ららぽーと上海金橋前に設置し、展示を行うことを発表した。
フリーダムガンダムの立像は、三井不動産グループが中国上海で初めて運営する商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋」の開業に合わせて、2021年に展示を開始する予定。「フリーダムガンダム」は、2002年にTV放送された『機動戦士ガンダムSEED』に登場するモビルスーツで、海外のガンダムファンの間でも高い人気を誇っている。
立像の設置を通して迫力あるフリーダムガンダムをリアルに体感してもらうため、東京お台場の「実物大ユニコーンガンダム立像」や、2020年横浜・山下ふ頭にオープン予定の「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」(動く実物大ガンダムの展示施設)に次ぐ、海外初となる実物大ガンダム立像プロジェクトの実現に向けて取り組んでいく。
なお、ガンダムの中国展開に関する発表会「ガンダムG会2020(高达G会2020)」を、7月11日に中国の動画配信サービスBILIBILI動画で生配信した。浅沼誠氏(株式会社サンライズ代表取締役社長、日昇(上海)品牌管理有限公司董事長)と小形尚弘氏(株式会社サンライズ 執行役員・プロデューサー)が録画映像で出演し、本件について発表している。
<実物大フリーダムガンダム立像展示の概要>
立像名称:実物大フリーダムガンダム立像
設置場所:「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋」前
所在地:中国上海市浦東新区新金橋路 738号
設置時期:2021年予定
協力企業:上海井橋商業管理有限公司(「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋」運営管理)、株式会社乃村工藝社、乃村工藝建築装飾(北京)有限公司(フリーダムガンダム立像制作)
▼「機動戦士ガンダムSEED」(2002年~2003年)
21世紀に入って初めて制作されたTVシリーズのガンダム作品。ザフトと地球連合軍の戦争を通じて、仲間を助けるため敢えて地球軍に参加したコーディネイター、キラの苦悩と成長を描いている。中でも、幼馴染でありながら敵対する立場となったアスランとの対立や、途切れない友情についてのドラマティックな演出は、憎しみあわずとも戦いを要求される戦争の不毛さ、悲惨さをより強調している。
また、主人公機となったストライクガンダムやフリーダムガンダムをはじめ、先鋭的なデザインのモビルスーツが多く登場し、プラモデルは好セールスを記録した。平井久司氏によるキャラクターデザインも多くの女性ファンをつかみ、ファン層の拡大に繋がった。
後に総集編3部作や続編「機動戦士ガンダムSEED DESTINY』(2004年)が制作された。
※画像はイメージ
ⓒ創通・サンライズ
会社情報
- 会社名
- 株式会社創通
- 設立
- 1965年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 難波 秀行
- 決算期
- 3月
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコフィルムワークス
- 設立
- 1976年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 浅沼 誠