日本ファルコム、第3四半期は売上高24%減の11億5500万円、営業利益48%減の4億9400万円と大幅減益 製品・ライセンス両部門が減収
日本ファルコム<3723>の2020年9月期の第3四半期(19年10月~20月6月)の決算は、売上高11億5500万円(前年同期比24.2%減)、営業利益4億9400万円(同48.6%減)、経常利益4億9600万円(同48.4%減)、最終利益3億5000万円(同48.3%減)と大幅減益となった。
製品部門、ライセンス部門ともに減収となった。採算性の高いライセンス部門の低下が主な減益要因になったようだ。
売上高2億2900万円(同9.3%減)となった。
PS4向けに、「イース セルセタの樹海:改」(2019年5月発売)や「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-(ラクリモサ・オブ・ダーナ)スーパープライス」(2019年6月発売)のほか、「イース」シリーズ最新作「イースⅨ-Monstrum NOX-(モンストルム・ノクス)」(2019年9月発売)を販売している。
4月には、PS4向けゲームソフト「英雄伝説 零の軌跡:改」を、5月には、同じくPS4向けに「英雄伝説 碧の軌跡:改」を発売した。
また、累計販売本数470万本を突破している「軌跡」シリーズ最新作「英雄伝説 創(はじまり)の軌跡」については、8月に発売する予定。
売上高9億2600万円(同27.2%減)となった。
2019年10月にPlayStationVita向けゲームソフト「英雄伝説 零の軌跡 Evolution」「英雄伝説 碧の軌跡 Evolution」のそれぞれ繁体字中国語版及び韓国語版を、PS4向けに「英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ」英仏語版を発売した。2月には、PS4向けゲームソフト「イースⅨ -Monstrum NOX-(モンストルム・ノクス)」繁体字中国語版及び韓国語版を、3月には「英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ」をSwitch及びPC向けに発売した。
また、PS4向けに「イース セルセタの樹海:改」繁体字中国語版及び韓国語版を4月、「英雄伝説 零の軌跡:改」繁体字中国語版及び韓国語版を5月、「イース セルセタの樹海:改」英語版と「英雄伝説 碧の軌跡:改」繁体字中国語版及び韓国語版を6月にそれぞれ発売した。 Switch向けには「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-」繁体字中国語版及び韓国語版を5月、「英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ」英仏語版を6月に発売した。
その他、旧タイトルのPCゲーム英語版ダウンロード販売やオンラインストーリーRPG「英雄伝説 暁の軌跡」、Switch向け「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-(ラクリモサ・オブ・ダーナ)」、PS4及びPC向けゲームソフト「東亰ザナドゥeX+(エクスプラス)」英語版や「イース オリジン」日本語を含む多言語版、中国で展開しているスマートフォン向けアプリ「空の軌跡」のほか、「ラングリッサーモバイル」などのゲームタイトルとのコラボレーション展開を進め、ユーザー層の拡大を図った。
なお、「英雄伝説 創(はじまり)の軌跡」繁体字中国語版及び韓国語版を8月に発売する予定。
続く2020年9月通期は、売上高21億円(前期比14.4%減)、営業利益10億円(同32.0%減)、経常利益10億円(同32.1%減)、最終利益6億8000万円(同32.4%減)を見込む。「軌跡」シリーズ最新作「英雄伝説 創(はじまり)の軌跡」を予定通り8月に発売する。同社の業績推移の特徴として、新製品の発売月に売上高が集中する傾向にあり、今期は第4四半期に比重が大きいものとなる。
製品部門、ライセンス部門ともに減収となった。採算性の高いライセンス部門の低下が主な減益要因になったようだ。
■製品部門
売上高2億2900万円(同9.3%減)となった。
PS4向けに、「イース セルセタの樹海:改」(2019年5月発売)や「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-(ラクリモサ・オブ・ダーナ)スーパープライス」(2019年6月発売)のほか、「イース」シリーズ最新作「イースⅨ-Monstrum NOX-(モンストルム・ノクス)」(2019年9月発売)を販売している。
4月には、PS4向けゲームソフト「英雄伝説 零の軌跡:改」を、5月には、同じくPS4向けに「英雄伝説 碧の軌跡:改」を発売した。
また、累計販売本数470万本を突破している「軌跡」シリーズ最新作「英雄伝説 創(はじまり)の軌跡」については、8月に発売する予定。
■ライセンス部門
売上高9億2600万円(同27.2%減)となった。
2019年10月にPlayStationVita向けゲームソフト「英雄伝説 零の軌跡 Evolution」「英雄伝説 碧の軌跡 Evolution」のそれぞれ繁体字中国語版及び韓国語版を、PS4向けに「英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ」英仏語版を発売した。2月には、PS4向けゲームソフト「イースⅨ -Monstrum NOX-(モンストルム・ノクス)」繁体字中国語版及び韓国語版を、3月には「英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ」をSwitch及びPC向けに発売した。
また、PS4向けに「イース セルセタの樹海:改」繁体字中国語版及び韓国語版を4月、「英雄伝説 零の軌跡:改」繁体字中国語版及び韓国語版を5月、「イース セルセタの樹海:改」英語版と「英雄伝説 碧の軌跡:改」繁体字中国語版及び韓国語版を6月にそれぞれ発売した。 Switch向けには「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-」繁体字中国語版及び韓国語版を5月、「英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ」英仏語版を6月に発売した。
その他、旧タイトルのPCゲーム英語版ダウンロード販売やオンラインストーリーRPG「英雄伝説 暁の軌跡」、Switch向け「イースⅧ-Lacrimosa of DANA-(ラクリモサ・オブ・ダーナ)」、PS4及びPC向けゲームソフト「東亰ザナドゥeX+(エクスプラス)」英語版や「イース オリジン」日本語を含む多言語版、中国で展開しているスマートフォン向けアプリ「空の軌跡」のほか、「ラングリッサーモバイル」などのゲームタイトルとのコラボレーション展開を進め、ユーザー層の拡大を図った。
なお、「英雄伝説 創(はじまり)の軌跡」繁体字中国語版及び韓国語版を8月に発売する予定。
■2020年9月通期の見通し
続く2020年9月通期は、売上高21億円(前期比14.4%減)、営業利益10億円(同32.0%減)、経常利益10億円(同32.1%減)、最終利益6億8000万円(同32.4%減)を見込む。「軌跡」シリーズ最新作「英雄伝説 創(はじまり)の軌跡」を予定通り8月に発売する。同社の業績推移の特徴として、新製品の発売月に売上高が集中する傾向にあり、今期は第4四半期に比重が大きいものとなる。
会社情報
- 会社名
- 日本ファルコム株式会社
- 設立
- 1981年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 近藤 季洋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高25億2400万円、営業利益12億4000万円、経常利益12億4400万円、最終利益8億5200万円(2024年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3723