【ゲーム株概況(8/20)】3Q黒字化による業績好転への期待でオルトプラスが大幅高 NJHDも買われる カヤックは4ケタ乗せで目先達成感も
8月20日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比229.99円安の2万2880.62円で取引を終えた。米国が香港との犯罪人引き渡し条約を停止すると発表したことで米中対立の激化への懸念が強まった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、オルトプラス<3672>やNJHD<9421>が大幅高した。オルトプラスは、8月13日に発表した第3四半期決算において、四半期ベースで6年ぶりの営業黒字化を達成しており、業績低迷の長いトンネルを抜けていくことへの期待が膨らんでいるようだ。
一方、NJHDは、『インフィニティ ストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の開発を子会社のゲームスタジオが担当しており、昨今のスクウェア・エニックスとの協業タイトルで業績が好転した企業からの連想で、その収益貢献を期待した先回りの動きが出ているもよう。
ほか、アクセルマーク<3624>やグリー<3632>、ブシロード<7803>などがしっかり。
半面、サイバーエージェント<4751>やDeNA<2432>、コロプラ<3668>など主力株はさえない動きが目立ち、ボルテージ<3639>やバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>は大幅反落した。
カヤック<3904>は、直近の上昇で4ケタ大台まで買われてきたことで、目先達成感から売り物に押される展開となった。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、オルトプラス<3672>やNJHD<9421>が大幅高した。オルトプラスは、8月13日に発表した第3四半期決算において、四半期ベースで6年ぶりの営業黒字化を達成しており、業績低迷の長いトンネルを抜けていくことへの期待が膨らんでいるようだ。
一方、NJHDは、『インフィニティ ストラッシュ ドラゴンクエスト ダイの大冒険』の開発を子会社のゲームスタジオが担当しており、昨今のスクウェア・エニックスとの協業タイトルで業績が好転した企業からの連想で、その収益貢献を期待した先回りの動きが出ているもよう。
ほか、アクセルマーク<3624>やグリー<3632>、ブシロード<7803>などがしっかり。
半面、サイバーエージェント<4751>やDeNA<2432>、コロプラ<3668>など主力株はさえない動きが目立ち、ボルテージ<3639>やバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>は大幅反落した。
カヤック<3904>は、直近の上昇で4ケタ大台まで買われてきたことで、目先達成感から売り物に押される展開となった。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社オルトプラス
- 設立
- 2010年5月
- 代表者
- 代表取締役CEO 石井 武
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高43億8700万円、営業損益5億5600万円の赤字、経常損益5億2200万円の赤字、最終損益4億2000万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3672
会社情報
- 会社名
- 株式会社エヌジェイホールディングス(NJHD)
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 筒井 俊光
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高96億9800万円、営業利益1億200万円、経常利益9600万円、最終利益2億7400万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 9421