デプロイゲート、 SAML2.0を利用したユーザー認証に正式対応




モバイルアプリテスト配信プラットフォーム「DeployGate」を提供するデプロイゲートは、8月24日より、 SAML2.0を利用したユーザー認証(SAML認証)に正式対応したことを発表した。 本機能は、 企業・大規模組織向けプラン「DeployGate Enterprise」の契約者に無償で提供を開始した。

SAML(Security Assertion Markup Language)とは、1回の認証手続きで複数のシステムにログインできるシングルサインオン(SSO)の規格のひとつ。 SAML認証に対応すると、 さまざまなSAML認証対応サービスのアカウントを一元管理することができ、 退職者アカウントの削除忘れなどの運用ミスが防げるほか、管理コストの大幅な削減や、より強固なセキュリティ体制を実現することができる。

なお、 リリース時点において、 認証プロバイダ(IdP: Identity Provider)として「Google Cloud Identity」「Microsoft Azure Active Directory」「OneLogin」「Okta」での動作確認を行っている。 「Okta」を利用している場合、 「Okta」の公式アプリライブラリー(Okta Integration Network)から「DeployGate」のSAML認証を選択してセットアップすることもできる。

今後、 「DeployGate」からのログアウトをIdP側から行うことができるシングルログアウトや、 「DeployGate」のアカウント作成の自動化が可能になるジャストインタイムプロビジョニングに対応する予定。