gumi<3903>は、第1四半期(2020年5~7月)の営業利益は前四半期比2.5%増の9億5000万円となり、3四半期連続で9億円超えを達成したことがわかった。売上高についても同1.7%増の53億5100万円と同じく3四半期連続で50億円の大台を超えた。
同社では、『WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争(FFBE幻影戦争)』海外版が売上で貢献した、としている。国内売上が漸減する一方、海外売上高がQonQで24.7%増の16億4600万円と大きく伸びた。
利益面では、費用対効果を重視したプロモーションで広告宣伝費が減少したことが大きく貢献した。広告宣伝費は、QonQで23.7%減の2億9200万円となった。売上高に対する比率も前四半期7.3%から5.5%に低下した。
8タイトルの新作を開発するなど、複数の大型タイトルの開発を進めていることから開発費が膨らんでいるものの、高水準の売上と広告宣伝費の削減で開発費の増加を吸収した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903