スマートフォンゲームの日々の運用とその効果をリサーチし、ゲーム関連企業へマーケティングデータを提供するSp!cemart(スパイスマート)。ゲームアプリの運用情報をいつでもウォッチできる「Sp!cemartカレンダー」や、毎月発行しているレポートを提供している。
なかでもカレンダーは、セールスランキング上位のモバイルオンラインゲームのゲームシステム・運用施策をダッシュボード形式のWEBツールとして提供。ゲーム内プロモーション施策の効果測定やセールスランキングと運用効果の相関関係を時系列で分析できる。
本連載記事ではSp!cemart協力のもと、カレンダー機能を用いた、ランキング上位タイトルの直近のゲーム内施策を分析。今回は、miHoYoの新作『原神』の施策をピックアップする。
(以下、Sp!cemartゲームアプリ調査隊より)
【調査箇所】全世界が驚嘆した衝撃デビュー
■『原神』
提供:miHoYo
リリース日:2020年9月28日
【調査箇所:2020年9月27日〜10月31日】
2020年9月28日、miHoYoの新作ゲーム『原神』がリリースされ、早々にApp Storeの無料ダウンロードランキングで1位、セールスランキングでは最高2位を記録するなど、大ヒットを記録しました(Google Playでは最高1位に)。
本作は、広大な地「テイワット」を舞台にしたオープンワールド型のアクションRPG。開発は、スタイリッシュなアクションで高い評価を得た『崩壊3rd』でお馴染みのmiHoYoです。『原神』はスマートデバイスのみならず、PCやPS4などクロスプラットフォームにも対応しています(Nintendo Switch版のリリースも控えている)。
ゲーム内に広がる見渡す限りの大地は、主人公のスタミナが続く限り「行けない場所がない」ほど、自由に冒険できるのが特徴です。特筆すべきは、7つの元素を用いて戦うバトル。水と炎の「蒸発」反応、雷と水の「感電」反応など、行く手を阻むさまざまな敵に対して、異なる対策を取ることが勝利への近道となります。
▲広大な世界を自由に旅し、個性や能力が豊かな仲間たちと共に強敵を打ち倒して、生き別れた兄妹を探すことが主な目的となります。
▲メインストーリーを進めるのもいいですが、目的なしに好奇心のまま探索したり、大陸に散りばめられた謎を解いたりと、ゲームの楽しみ方はさまざまです。
▲また、透き通るような美しいアートスタイルも特徴。リアルタイムで描画されるゲームCGと、モーションキャプチャで緻密な調整がされたキャラの動作が本作の高品質な演出を彩っています。24時間で移りゆく昼夜と共に、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団と上海交響楽団による華麗な演奏に、ただ耳を傾けるだけでも楽しめます。
なお、本作は世界で同時にリリースされました。米国の調査会社Sensor Towerによると、初月の売上は2億4500万ドル(約255億円)を記録(関連記事)。モバイルゲームでは過去最大級のローンチとなり、全世界が度肝を抜かれる衝撃デビューを果たしました。
▲米国の調査会社Sensor Tower 10月28日付けレポートより。売上の33.5%にあたる8200万ドル(約85億円) は中国、次いで日本の5900万ドル(約61億円)、米国の4500万ドル(約47億円)。なお、今回の売上には、PC版やPS4版、3rdパーティのアンドロイドストアは含まれていません。ご存知の通り、最も売上のある中国はGoogle Playは稼働していないのに等しい。つまり、主にApp Storeだけの売上だけ。まさに規格外です。
本稿では『原神』ヒットの背景をランキング推移とゲーム内施策を一覧で閲覧できる「Sp!cemartカレンダー」を用いり、リリース前後の施策を中心に深掘りしていきました。まずはリリースまでの流れを見ていきましょう。
【事前プロモ】フォロワータイトルゆえの注目度
■ 2019年8月1日 初出&発表
■ 同年8月2日-5日ChinaJoy 2019のPlayStationブースに出展
■ 同年9月12日-15日 東京ゲームショウ 2019に出展
■ 同年11月14日-17日 G-Star 2019に出展
■ 2020年3月19日-4月13日 クローズドβテスト実施
■ 同年7月2日-27日 ファイナルクローズドβテスト実施
■ 同年8月18日 事前登録開始(リリース日も発表)
■ 同年9月15日 都内JR17駅や秋葉原駅周辺に広告掲出
■ 同年9月19日 全国の主要都市圏でTVCMを放映開始
■ 同年9月27日 TGS2020 オンラインで特別番組を配信
■ 同年9月28日 正式リリース
上記は『原神』におけるリリースまでの主な流れです(プレスリリースや公式Twitterの情報をもとに作成)。上記の施策以外にも、公式Twitterでゲーム情報を公開したり、キャンペーン状況を投稿したりと、さまざまなアクションが間接的に同作のプロモーションに寄与していました。なお、事前登録開始からリリース日までの経過日数は42日。
初出を発表した2019年は、主にアジア圏を中心としたゲームイベントの出展が中心でした。一方で、施策とは別に『原神』が注目を浴びるきっかけとなった出来事があります。それは本作がNintendo Switch用大人気ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイル(BotW)』に似ている点です。
グラフィックからスタミナ制を含むゲームシステムなど、至る箇所で『BotW』を彷彿とさせる内容となっており、最初の発表から現在まで全世界で議論が巻き起こったタイトルでもあります。しかし、ゲームイベントやCBTで実際に遊んでみると、元素のバトルシステムやMMORPG要素を絡めた独自のシステムが、ユーザーから高評価を得ました。つまり、単なる『BotW』のフォロワーではなかったということです。
2020年に入ると、TVCMや交通広告など大規模なプロモーション施策で話題を作り、遂には事前登録が全世界1000万人突破するほどの認知度となりました。また、リリース前日には、初のオンライン開催となった「東京ゲームショウ 2020 ONLINE」の特別番組を配信。50分という短い時間でしたが、スマホ版の実機プレイや同作の魅力を訴求した濃い内容に。
▲山手線駅構内の広告掲出の様子
▲事前登録報酬には、ガチャ30連分のアイテムなどを贈呈。
リリース当日は、事前ダウンロードも後押ししてか、SNS上では『原神』の話題で持ちきりでした。スマホ版、PC版、PS4版が同時にリリースされたこともあり、同作の接触ユーザー(流入)も桁違いであったことがうかがえます。
【リリース後施策】ガチャの仕様とお試しプレイ
本記事制作時点におけるエンドコンテンツは、高難度ダンジョン「深境螺旋」の攻略とそれに伴う育成でしょう。
一方ライト・ミドルコア層に目線を下げてみると、メインストーリーを含む任務の進行や、マップの解放、秘境の攻略が主といえます。これはユーザーがキャラの育成だけでなく、コンテンツ解放のための冒険者ランク上げに奔走することになるからです。
一般的なスマホ向けRPGは、物語⇔バトルの繰り返しでゲームを進めていくことが基本ですが、本作のクエストは毎回毛色が異なるほか、寄り道によるマップの解放や秘境の攻略など、自分のペースで楽しめるため、ユーザーの飽きがきにくいのではないかと思います。
▲キャラ1体を育成するだけでも膨大な時間がかかりますが、最低でもパーティを編成するための4体は育てたいです。さらに各元素を網羅するならば、その対象は7体になります。
さて、本作のマネタイズは、有償アイテムの創世結晶の販売です。創世結晶は主に原石に変換して利用することがほとんどです。創世結晶のラインナップは以下の通り。
【創世結晶のラインナップ】
・創世結晶 60個(120円)<単価:約2.00円/割引率:約2%>
・創世結晶 300個(610円)<単価:約2.03円/割引率:0%>
・創世結晶 980個(1,840円)<単価:約1.88円/割引率:約8%>
・創世結晶 1980個(3,680円)<単価:約1.86円/割引率:約9%>
・創世結晶 3280個(6,100円)<単価:約1.86円/割引率:約9%>
・創世結晶 6480個(12,000円)<単価:約1.85円/割引率:約9%>
※各商品、初回購入時のみ個数が2倍になる
そのほかショップ画面には、サブスクリプションである「空月の祝福」が610円で販売されています。購入すると有料アイテムの「創世結晶」300個を即時にもらえ、その後は30日間、ゲーム内通貨の「原石」90個が毎日配布されます(30日間集めると2,700個)。
本作の10連ガチャは原石1600個で回せるため、10連ガチャ+@の価値があると言えます。また、比較的価格が安いことから、ユーザーの初回課金のきっかけとなりつつ、ログイン率の向上に寄与していると考えられます。
▲ショップ画面のサブスク商品。残り期間が180日未満の場合のみ、重複購入が可能。毎回30日分終わりに購入するのが手間だという場合にまとめ買いができるというわけです。
マネタイズの根幹となるガチャ(ゲーム内表記では「祈願」)では、キャラと武器の2種類が排出されます。また、ガチャには恒常の通常祈願と期間限定のイベント祈願が存在し、後者はピックアップ対象のキャラと武器の2種類に分かれています。
レアリティは★3(排出率94.30%)→★4(排出率5.10%)→★5(排出率0.60%)の順です(排出率は恒常ガチャに準拠)。なお、★3に関しては該当するキャラが存在しないため、基本的には武器のみが対象となります。
一方でガチャの金額感は、1回で原石160個(325円相当)、★4以上確定の10連では原石1600個(3,248円相当)です。本作の各ガチャには、それぞれ天井が存在。到達に必要な回数は下記の通り。
【天井の仕様】
・通常祈願「奔走世間」
90連:★5キャラまたは武器
・イベント祈願(キャラ)
90連:★5キャラ
180連:ピックアップ対象キャラ
・イベント祈願(武器)
80連:★5武器
160連:ピックアップ対象武器
イベント祈願(キャラ)は90連で★5キャラが排出されます。その際に排出されたキャラがピックアップではなかった場合、今度は180連でピックアップの★5キャラが確定となります。ただし途中で★5が排出されると回数はリセットされてしまうので注意。この仕様はイベント祈願(武器)も同様です。
▲期間限定のガチャでは「紡がれた運命」、恒常ガチャでは「出会いの縁」というアイテムが必要。どちらも1個を原石×160で変換できるため、恒常ガチャと期間限定ガチャの間で金額差はありません。なお、原石1個は有料アイテムの創世結晶1個でも変換可能。そのため、創世結晶≒原石といっても差し支えないでしょう。
ガチャで武器が排出されると、「無主のスターダスト」または「無主のスターライト」のどちらかを追加報酬として獲得できます。これらは一定量集めると、ショップで各種アイテムと交換可能。なお交換ショップには、ガチャを回すために必要な「紡がれた運命」と「出会いの縁」も置いてあります。
ちなみにガチャで既に持っているキャラが排出された場合は「無主のスターライト」に加え、キャラの特別な能力を解放させる「命ノ星座」に必要なアイテムである「星屑」を入手できます(7回目以降は無主のスターライトのみ)。
【調査箇所:2020年9月27日〜10月31日】※再掲
上記は「Sp!cemartカレンダー」で確認した本作のApp Storeランキング推移。事前プロモーションも奏功してか、無料ダウンロードランキング(青色)は1位を継続、セールスランキング(オレンジ色)も垂直立ち上がりを見せて、最高2位にランクインしました。
なお、リリース直後に展開していた施策では、前述したイベント祈願のキャラと武器のふたつ。そのほか、累計ログインボーナス「日々精進」を開催。これは累計7日間ログインすることで、原石を最大300個のほか経験値アイテムなどが獲得できました。
【日々精進の報酬】
1日ログイン:鳥肉のスイートフラワー漬け焼き×5
累計2日ログイン:大英雄の経験×4
累計3日ログイン:原石×100
累計4日ログイン:モラ×8000
累計5日ログイン:仕上げ用魔鉱×4
累計6日ログイン:大英雄の経験×8
累計7日ログイン:原石×200
▲累計ログインボーナス「日々精進」
また、キャラクターお試しイベント「腕試し」も展開。これは、イベント祈願のピックアップ対象キャラを含む指定メンバーで特別なステージに挑戦することができます。挑戦に成功すると豊富な報酬を獲得できるだけではなく、期間限定キャラを試せることもあり、ガチャの利用促進にもつながることがうかがえます。
なお、まだイベント祈願の更新は1回しか行われていませんが、開催期間を見るところに20日間ごとに更新されるのではないかと思います。
一方でセールスランキングでは、1ヵ月間TOP10前後を維持。リリースされたばかりのタイトルであるほか、下記のふたつのお得な商品パックも影響しているのではないでしょうか。1週間に1回でお得なキャラ及び武器の経験値アイテムが手に入ることもあり、ゲームを続けているロイヤルユーザーは定期的に購入していることが予想されます。
●旅立ち補給パック(1週間に1回)
創世結晶×300(609円相当)
冒険家の経験×80、仕上げ用良鉱×40
●遠出補給パック(1週間に1回)
創世結晶×980(1,989円相当)
大英雄の経験×50、仕上げ用魔鉱×25、脆弱樹脂、モラ×50000
スマホゲームの枠を逸脱したクオリティで、見事オープンワールドRPGを実現した『原神』。一方で冒頭でも言及した通り、本作はNintendo Switch用ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド(BotW)』のフォロワータイトルでもあります。
しかし実際に蓋を開けてみると、コンシューマタイトルの演出と操作性をそのままに、スマホRPGに則したマネタイズと運営方針を取り入れた、ハイブリッド型のゲームとして世界から高く評価されました。
なかでも元素システムは新鮮で、その攻略パターンが日夜ユーザー間で議論されたり、思わぬ元素反応で形勢逆転になったりと、アクションRPGとしての独自機能でユーザーを驚かせました。発着点は『BotW』であるものの、結果として『原神』ならではの要素をふんだんに取り入れたオリジナルタイトルとして大ヒットを収めたのです。
▲すでに公式からは、下記のアップデート日が告知されています。
Ver.1.1:2020年11月11日、Ver.1.2:2020年12月23日、Ver.1.3:2021年2月(日付は未定)。
また、本作はスマホ・PC・PS4などのプラットフォームで遊べます。スマホとPCはデータを共有できるため、移動中にスマホで簡単な行動をこなして、帰宅後にPCでダンジョンを進めるなどのプレイスタイルができる点はユーザーにとって大きなメリットと言えます。
リリース早々から大ヒットの本作ですが、おそらく次のターニングポイントはNintendo Switch版の発売時ではないでしょうか。Switchは携帯ゲーム機としても持ち運びできるため、友人同士で膝を突き合わせながら遊ぶローカル(マルチ)プレイを体験できます。
かつて『モンスターハンター』シリーズが大ヒットしたように、ローカルプレイを環境として取り入れられるのはゲームタイトルとして大きい。ただ、データの共有は難しいことから、しっかり育成してしまった既存ユーザーは乗り換えづらいでしょう。そういう意味では、ライトユーザー層の獲得を含めた新規流入の波が予想されます。
「Sp!cemartカレンダー」では、各ゲームのイベント情報をランキング推移と共に閲覧できます。自社はもとより、競合他社の施策一覧を取りまとめた分析などにもご活用できます。ぜひ、ご興味がある方はお問い合わせページからご連絡ください。
スマートフォンゲーム内運用に関する調査・分析を行うリサーチ事業とコンサルティング事業を展開しており、「Sp!cemart」というサービス名称で各種ソリューションを提供。
コーポレートサイト:http://corp.spicemart.jp/
Sp!cemart 商品に関する問合せ:info@spicemart.jp
■Sp!cemartゲームアプリ調査隊 バックナンバー
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■Vol.3 〜初週で全世界1億DLを記録した『Call of Duty®: Mobile』、リリースから直近1ヵ月の運営施策を探る〜
■Vol.4 〜Riot Games大特集。新作『Team Fight Tactics』の概要から『LoL』の直近プロモ・e-Sports施策まで〜
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■Vol.50 全世界2500万人が体験した聖闘士たちの躍動。海外開発の『聖闘士星矢 ライジングコスモ』が日本でヒットした背景
■Vol.51 中国bilibiliの新作『ファイナルギア』がスマッシュヒットを記録中。その勢いをゲーム内外から分析
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■Vol.53 『オクトパストラベラー 大陸の覇者』はシングルプレイRPGに根ざした運営。リリース前後の状況を分析
会社情報
- 会社名
- miHoYo
会社情報
- 会社名
- 株式会社スパイスマート
- 設立
- 2015年7月
- 代表者
- 代表取締役 久保 真澄