マンガ・アニメ業界カンファレンスIMART、「感染拡大が浮き彫りにした、マンガ・アニメ業界を取り巻く環境の変動」を11月18日に開催



2019年11月に開催され好評を博したマンガ・アニメーションのボーダーレス・カンファレンス「国際マンガ・アニメ祭 Reiwa Toshima(IMART)」が新たな活動を開始する。アイマート実行委員会主催のもと2021年2月の「第2回 国際マンガ・アニメ祭 Reiwa Toshima(IMART)」開催に向けて動き出した。プレイベントとして11月18日に東京・新宿住友ビル三角広場でワコムが主催する「第5回 コネクテッド・インク」の協力のもとトークイベントを開催する。

「第5回 コネクテッド・インク」内の「ステージ KOPPA」で11月18日17時35分~18時50分、「感染拡大が浮き彫りにした、マンガ・アニメ業界を取り巻く環境の変動」とタイトルしたトークを実施する。

「鬼滅の刃から始まる、コロナ後のマンガ・アニメ業界展望」、「VR 即売会「バーチャルマーケット」とは」、「コロナ以降のリアルイベントー同人誌即売会と映画祭の現状と今後」の3セッションを予定する。

当日はオンライン上の同人即売会 Vket(Virtual Market)や comicVket を開催する Phio 氏がその最新事情、アイマート実行委員会のメンバーが業界の最新動向やコロナ禍における同人誌即売会、映画祭の現状を報告する。さらに「第2回 IMART」に関する新たな発表をする。

トークの模様は専用のチャンネルでのライブ中継も予定している。会場での観覧および動画視聴には、Connected Ink2020への参加登録が必要になる。
 

 
Connected Ink2020- IMART パートセッション「感染拡大が浮き彫りにした、マンガ・アニメ業界を取り巻く環境の変動」
2020年11月18日17:35~18:50
新宿住友ビル三角広場
登壇者:Phio(HIKKY)土居伸彰(ニューディア―)
山内康裕(レインボーバード)菊池健(マスケット)、数土直志
※いずれも予定


‐日本初のマンガ・アニメーション業界のボーダーレス・カンファレンス「IMART」-
「国際マンガ・アニメ祭 Reiwa Toshima(IMART)」は“マンガ・アニメーションの未来を作る"をテーマにした日本初のボーダーレス・カンファレンスとして2019年11月15日から17日に第1回を「東アジア文化都市2019豊島(豊島区・文化庁)」内のプログラムとして開催した。

これまでマンガ・アニメーション業界を横断するカンファレンスがないなかで、両業界のイノベーターや実務家による基調講演・セッション・交流会を行い、その知見の共有を目指した。期間中は国内外からの80名の登壇者による計24セッションを実施、約2000名が参加する大盛況となり、内容の幅広さと深さも反響呼びた。

[参考] 第1回 国際マンガ・アニメ祭 Reiwa Toshima(2019年11月15日~17日)
https://culturecity-toshima.com/event/1055/

アイマート実行委員会は、IMART の理念と活動の継続を目的に2020年に新たな組織として発足した。第1回でディレクターを務めた土居伸彰(ニューディア―)と山内康裕(レインボーバード)、スペシャル・アドバイザーを務めた菊池健(マスケット)、数土直志が実行委員に参加する。これからもマンガ・アニメーション業界の知見を共有する場づくりと発信、業界発展への貢献を目指す。

最初の活動の場となる「第5回 コネクテッド・インク」は、ワコムが11月18日に東京・新宿の住友ビル三角広場で開催するものだ。クリエイティブ、IT、文房具、教育などの業界リーダーたちが集う大型イベント。日本を代表するオーケストラである日本フィルハーモニー交響楽団や建築現場の端材・廃材を使って家具を作る KOPPA、競技型デジタルアートバトル LIMITS(リミッツ)、絵師100人展(産経新聞社主催)、るんびにい美術館(岩手県花巻市)などが登場する。
現地会場のほかオンライン参加でも堪能できるように企画されている。参加には事前登録が必要。

[第5回 コネクテッド・インク]
日時 :2020年11月18日17:35~18:50(受付12:30~)
参加登録受付 https://www.wacom.com/ja-jp/events/connected-ink