テンセント、第3四半期の営業利益は34％増の381億人民元（6065億円）と大幅増　オンラインゲーム中心に広告、フィンテック好調

中国テンセントの第3四半期（7～9月）の決算は、総収益が前年同期比34％増の1254億4700万人民元(1兆9963億円)、営業利益が同34％増の381億1600万人民元(6065億円)、最終利益が同32％増の323億0300万人民元(5127億円)と大幅な増収増益を達成した。

オンラインゲームを中心とする「VAS（付加価値サービス）」が好調だったほか、オンライン広告、フィンテックがいずれも増収となるなど好調だったという。

オンラインゲームの収益については、同45％増の414億2200万人民元(6591億円)と大きく伸びた。『和平精英(Peacekeeper Elite、PUBG)』や『王者栄耀(Honor of Kings)』など国内外のスマートフォンゲームからの収益が増えた。

10月には新作タイトルとして『天涯明月刀』を中国国内でリリースした。App Storeのトップセールスで首位を獲得するなど大成功を収めた。また『League of Legends Wild Rift』も提供されている市場で最もダウンロードされたという。