【ゲーム株概況(1/6)】ケイブが3日ぶりの大幅反発…台湾子会社の設立が材料に カナダのソフト会社買収の任天堂は朝高も一巡後はマイナスに

1月6日の東京株式市場では、日経平均は4日続落し、前日比102.69円安の2万7055.94円で取引を終えた。米国の上院決選投票で民主党が勝利するとの観測から今後の経済政策への警戒感が広がえり、現地の先物市場が下落したことが国内市場にも重しとなった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ケイブ<3760>が3日ぶりの大幅反発となり、一時1609円まで買われた。ケイブは、前日1月5日に台湾の子会社を昨年12月29日に台北市内に設立したと発表しており、11月の段階の今年1月下旬設立の見込みよりもその設立が早まったことが市場から材料視されたようだ。

また、アエリア<3758>やモブキャストHD<3664>が買われ、主力株では『パズル&ドラゴンズ』がApp Store売上ランキング(ゲームカテゴリー)で首位と好調なガンホー<3765>も続伸した。

半面、サイバーエージェント<4751>は年末年始の4日続伸で7000円台半ばまで買われてきたこともあり、利益確定の売りに押された。

前日は堅調な動きが目立った大手ゲーム株は軒並みさえず、カナダのソフトウェア開発会社Next Level Gamesの子会社化を発表した任天堂<7974>も朝高の後はマイナス圏に沈んだ。


■関連銘柄
株式会社ケイブ
http://www.cave.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ケイブ
設立
1994年6月
代表者
代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
決算期
5月
直近業績
売上高69億6300万円、営業利益2億4300万円、経常利益2億1300万円、最終利益25億7900万円(2023年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3760
企業データを見る
任天堂株式会社
http://www.nintendo.co.jp/

会社情報

会社名
任天堂株式会社
設立
1947年11月
代表者
代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
決算期
3月
直近業績
売上高1兆6016億円、営業利益5043億円、経常利益6010億円、最終利益4327億円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7974
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