DeNA、「COCOA」の設定が正しくなされているか確認するシステム、動作状況チェッカーを無償で公開


ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」の設定が正しくなされているか確認するシステム、動作状況チェッカーを世間で広く使えるように1月25日に無償で公開し、イベントや小売店・飲食店などの施設への一般提供を開始した。

同は、2020年10月30日から11月1日で横浜スタジアムで実施した、Withコロナにおける大規模イベントガイドライン策定に向けた技術実証において、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」の接触機能を確認する動作状況チェッカーを用いて技術実証を行った。技術実証ではその有用性が確認できたため、今回、動作状況チェッカーを世間で広く使えるように改良を行った。

■「COCOA」動作状況チェッカーについて
新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」はインストールしただけでは機能しておらず、インストール時にBluetoothとの連携を許可する必要や、インストール後もスマートフォン自体のBluetoothをオンにしつづける必要がある。

今回提供する「COCOA」動作状況チェッカーは、イベント(小規模なものを想定)や小売店・飲食店などの施設の入口にて、来場者自身でスマートフォンから接触確認の信号が正常に発信されているかを、個人情報の取得なしにチェックできるようにするもの。イベントや小売店・飲食店などの施設において、端末(一般的なAndroidのスマートフォン・タブレット)を用意し、特設サイトを開いてチェッカーを起動することで、COCOAの接触確認の正常な動作を促すことができる。

また、本チェッカーのシステムは無償での提供を行うとともに、github上にてソースコードをオープンソースで公開(URL:https://github.com/DeNA/cocoa-checker)し、Bluetooth信号の処理内容も具体的に開示した。

「COCOA」の動作状況チェッカーを利用することで、各施設ごとで「COCOA」稼働率向上への寄与と感染拡大防止の啓発をすることが可能になる。来場者は「COCOA」の接触確認が正常に動作すれば、陽性者と接触した可能性が分かり、保健所・受診相談センター・相談センターなどの相談窓口のサポートにより、検査の受診などの対応を早く受けることができる。「COCOA」を正しく利用する方が増えることで、社会全体の感染拡大の防止につながることが期待される。

▼「COCOA」動作状況チェッカー特設サイト
https://dena.github.io/cocoa-checker

 
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
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