ドリコム、新作パイプラインは開発中4本、プロトタイプ3本　『新日SS』や『Wizardry VA』『悪魔王子と操り人形』、有名IPの位置情報ゲームなど

ドリコム<3793>の内藤裕紀社長(写真)は、昨日1月28日、新規開発パイプラインについて合計7本となっていることを明らかにした。開発中のタイトルは4タイトルで、そのうち他社IPタイトルは2本となる。開発中のタイトルですでに公表されているのは、

・『新日本プロレスSTRONG SPIRITS』
・『Wizardry VA（仮）』

となる。

また、プロトタイプは3本となっており、そのうち、『悪魔王子と操り人形』が公開されている。残りの2本は、AROWを用いて開発する人気IPを扱った位置情報ゲームとグループ会社BlasTrainで開発中のオリジナルタイトルとなる。

なお、同社では、開発中タイトルは開発費用の資産計上が始まっているもの、プロトタイプは開発費用を研究開発費として計上されているものと定義しているそうだ。
 


▲ブシロードとの共同開発タイトル。2021年中に日本とグローバルでリリースする予定。新日本プロレスは、日本だけでなく、海外でも人気を集めており、内藤社長としても期待を寄せているようだ。

【関連記事】
・【年始特集】ブシロード木谷会長「リスクを取らないと何も生まれない」　次々とオリジナルIPを生み出す方法論　今後は仕掛け型と農耕型で混合展開



▲名作『 ウィザードリィ（Wizardry） 』の新作モバイルゲームとなる。モバイルゲーム以外でのエンタメ領域での活用も検討しているという。今後も人気IPの獲得に注力するという。

【関連記事】
・【インタビュー】「スリリングな冒険に没頭できる3DダンジョンRPGにしたい」　ドリコム金山圭輔氏が本気で開発する『ウィザードリィ』新作構想



▲ドリコムが手がける新規オリジナルIP。こちらはプロトタイプ。IP開発と並行してゲーム開発も進めているなど、新しい取り組みとなっている。公式Twitterのフォロワー数も6万人近くに達している。ファン数を10万人規模まで増やしていきたい考え。

【関連記事】
・ドリコム、新規オリジナルIP『悪魔王子と操り人形』を発表　ゲーム制作とIP開発を並行展開する初の取り組み