ジャストシステム、3Q累計は増収増益 個人向け事業の売上が大幅に伸長、純利益は上場来最高益

ジャストシステムは、2月9日、2021年3月期の第3四半期累計(4〜12月)の決算を発表、法人向け事業の売上が低下したものの、個人向け事業では前年同期を大幅に上回り、増収増益となった。

さらに今期の第3四半期連結累計期間の営業利益、経常利益、四半期純利益、いずれも株式上場以来の最高益となった。

・売上高303億9100万円(前年同期比11.7%増)
・営業利益120億500万円(前年同期比10.3%増)
・経常利益は120億7000万円(前年同期比10.3%増)
・最終利益は85億4800万円(前年同期比13.7%増)



ソフトウエア関連事業(単一セグメント)
個人向け事業の売上高230億5700万円(前年同期比46.1%増)
法人向け事業は73億3300万円(前年同期比35.8%減)

また、サブスクリプション方式で商品・サービスを提供している事業によるストックビジネスの売上高は207億7200万円(前年同期比48.9%増)、全社売上高に占める割合は68.4%となっている。

なお通期の業績予想については、信頼性の高い数値を合理的に算出することは難しいとして明らかにしていないものの、期初に売上高で「2桁以上の成長」と「最高益の更新」を目指すと説明している。