韓国グラヴィティ、「ラグナロクオンライン」IPゲームをシンガポールとフィリピン、マレーシアで展開する子会社設立 新作ラインナップも公開
ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>子会社の韓国グラヴィティは、東南アジア地域でのゲーム展開を強化するため、Gravity Game Hubをシンガポールに設立した。Gravity Game Hubを通じて、「Ragnarok Online」のIPを活用したゲームをシンガポール、フィリピン、マレーシアで提供する。
同時に、今後の新作ラインナップも明かした。「Ragnarok Online」のIPを活用したゲーム以外に、プロ野球ゲームやプロバスケットボールNBA題材のゲーム、そして、すでに日本配信が始まっている「Tera Classic」が公開されている。
■ラグナロクオンラインIPのゲーム
・Ragnarok Origin
韓国では2020年7月7日より配信中。日本国内では2021年上期にリリース予定。
・Ragnarok X: Next Generation
繁体字圏で10月15日より配信中。2021年上期に東南アジアで配信する予定。
・The Labyrinth of Ragnarok
2020年12月1日にタイとインドネシアでリリースした。2021年3月23日に韓国(台湾、香港、マカオ、中国、日本を除く)を含むグローバルで配信される予定。
・The Lost Memories:Song of Valkyrie
ストーリーRPG。2021年後半にタイでリリース予定。このゲームは、韓国の子会社であるGravity NeoCyonが開発している。
・Ragnarok: Battle Academy
バトルロイヤルRPG。2021年前半にタイでリリース予定。
・Ragnarok Begins
PCオンラインゲーム。韓国で2021年中に配信する予定。
■その他のIPゲーム
・Tera Classic(テラクラシック)
日本子会社であるグラビティゲームアライズが2021年1月29日にリリースした。
・The Lord
SRPGで、2021年2月23日に東南アジア(インドネシアとベトナムを除く)でリリースし、2021年前半にインドネシアとベトナムでサービス開始する予定。
・CPBL Pro-baseball 2021(仮称)
野球ゲームで、2021年前半に台湾、香港、マカオでリリース予定。
・NBAプロジェクト
Gravityは、NBAライセンスのモバイルゲームを開発するために、NBAとNBPAとのライセンス契約を締結した。このゲームは、グラビティゲームアライズが日本でリリースし、他の市場でも順次展開する。
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765