SIE、次世代のVRコントローラーを公開! トリガーやハプティックフィードバックでより高まる没入感
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、3月19日、次世代VRシステムの新たなVRコントローラーを公開した。
■デザイン
握った際に自然と手にフィットするオーブ型で、手の動きを妨げることなく自由度の高いゲームプレイが可能。これまでにないようなゲーム体験を実現させることが可能になる。
また、本コントローラーはエルゴノミクス(人間工学)も重視したデザインになっており、握った際もバランスが良く、しっくりと手になじむように設計している。これまで数十年にわたってPlayStationプラットフォームで発売したコントローラーから得た知見も活かしながら、あらゆる大きさの手で検証を重ねた。結果としてVRのゲーム体験に革新をもたらすこの象徴的なデザインを採用した。
■特徴的機能
新たなVRコントローラーでは、プレイヤーの皆さんはこれまで以上に直感的にゲームを感じ、操作することができる。DualSense ワイヤレスコントローラーを踏襲する機能をはじめとした、次世代のVRゲーム体験を可能にするその特徴的な機能を紹介する。
・アダプティブトリガー
左右のVRコントローラーそれぞれにアダプティブトリガーボタンを搭載しており、DualSenseワイヤレスコントローラーと同様に、押し込んだ際に抵抗を感じられるようになっている。
PS5のゲームをプレイされたことがある方はL2あるいはR2ボタンでおなじみだが、たとえば、ゲーム内で弓を射る際にその弦の引き絞りを指先で感じることができる。この機能をVRにも適用することで、ゲーム体験を新たなレベルにパワーアップさせることができる。
・ハプティックフィードバック
新たなVRコントローラーの形状に最適化したハプティックフィードバックを搭載しており、ゲーム内でのあらゆる感触をさらに強力に、あるいは手触りやニュアンスが感じられる表現を可能にする。岩石がごろごろと横たわる砂漠を横断している感覚や、近接攻撃で拳を交わし合う感覚など、感触の違いがはっきりと感じられ、VR体験の要である映像やオーディオをさらに際立たせることができる。
・フィンガータッチ機能
コントローラーには、押さずとも触れるだけで指を認識する機能を親指、人差し指、中指が置かれる3ヵ所に搭載しており、ゲームプレイ中も自然なジェスチャーによる操作が可能となる。
・トラッキング
オーブ表面に点在するトラッキング機構により、VRヘッドセットがVRコントローラーをトラッキングする。
・アナログスティック/アクションボタン
左のコントローラーには、アナログスティック・△ボタン・□ボタン・グリップボタン(L1)・トリガーボタン(L2)・クリエイトボタンを、右のコントローラーには、アナログスティック・×ボタン・〇ボタン・グリップボタン(R1)・トリガーボタン(R2)・オプションボタンを搭載した。
グリップボタンの用途としては、たとえばゲーム内のオブジェクトを「つかむ」といったときに使える。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)
- 設立
- 1993年11月
- 代表者
- 暫定CEO 十時 裕樹