サイバーステップ、第3四半期決算を4月14日に発表　第2四半期は赤字に　収益改善に注目

サイバーステップ<3810>は、4月14日に2021年5月期の第3四半期(20年6月～21年2月)の決算を発表する予定だ。

同社が今年1月に発表した第2四半期（20年9月～11月）の決算は、売上高が前四半期比7.1％減の30億9100万円、営業損失が同97.6％減の8100万円と減収・赤字転落となった。


・売上高:30億9100万円(前四半期比7.1%減)
・営業損失:8100万円(前四半期は9000万円の利益計上)
・経常損失:9900万円(前四半期は6500万円の利益計上)
・最終損失:8400万円(前四半期は4800万円の利益計上)

 

同社では、広告宣伝で集客を行ったものの、売上につながらなかったことに加えて、新型コロナウイルスに伴いユーザーへの景品の配送業務に遅延が生じたため、その解消費用が発生したことが業績悪化の主な要因としている。

21年5月通期の業績予想は、売上高115億円、営業利益5億円としており、中間期までの累計決算から計算すると、下半期だけで売上高50億8200万円、営業利益4億9200万円を計画していることになる。


・売上高:115億円(前期比11.5%減)
・営業利益:5億円(同21.8%減)
・経常利益:4億円(同32.2%減)
・最終利益:3億円(同43.1%減)


今回の決算発表においては、第3四半期(20年12月～21年2月)における収益改善の状況に注目が集まりそうだ。