セガサミーHD、子会社セガが保有する英国アミューズメント機器販売会社SAIがMBOで独立へ 特損計上も2月発表の修正予想に織り込み済み
セガサミーホールディングス<6460>は、3月25日、連結子会社セガが保有するSega Amusements International(以下、SAI)の全株式をKAIZEN ENTERTAINMENT(以下、KAIZEN社)に3月30日付で譲渡することを発表した。譲渡価額は非開示。
なお、今回の株式譲渡によって、SAIはセガサミーHDの連結子会社から除外されることとなる。
欧米におけるアミューズメント機器の販売は、COVID-19の影響を強く受けて著しく低調に推移しており、2021年3月期第3四半期時点で損失を計上している。また、英国ではロックダウンが継続するなど、依然として不透明な状況が続いている。同社では、このような事業環境の変化に柔軟かつ効率的に対応すべく、様々な選択肢を検討してきたが、その過程において、SAIの現CEOであるPaul Williams氏が今回新規に設立したKAIZEN社にSAIの株式をMBO方式で譲渡する協議を進め、株式譲渡契約の締結を決定した。
今後の欧米地域におけるアミューズメント機器販売については、SAIにセガブランドの使用を許諾する形式へと移行する。
なお、この譲渡により、セガサミーHDは2021年3月期において特別損失(構造改革費用)を計上する見込みだが、2月12日公表の2021年3月期通期連結業績予想の修正に織り込んでいるとしている。
なお、今回の株式譲渡によって、SAIはセガサミーHDの連結子会社から除外されることとなる。
欧米におけるアミューズメント機器の販売は、COVID-19の影響を強く受けて著しく低調に推移しており、2021年3月期第3四半期時点で損失を計上している。また、英国ではロックダウンが継続するなど、依然として不透明な状況が続いている。同社では、このような事業環境の変化に柔軟かつ効率的に対応すべく、様々な選択肢を検討してきたが、その過程において、SAIの現CEOであるPaul Williams氏が今回新規に設立したKAIZEN社にSAIの株式をMBO方式で譲渡する協議を進め、株式譲渡契約の締結を決定した。
今後の欧米地域におけるアミューズメント機器販売については、SAIにセガブランドの使用を許諾する形式へと移行する。
なお、この譲渡により、セガサミーHDは2021年3月期において特別損失(構造改革費用)を計上する見込みだが、2月12日公表の2021年3月期通期連結業績予想の修正に織り込んでいるとしている。
会社情報
- 会社名
- セガサミーホールディングス株式会社
- 設立
- 2004年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 里見 治/代表取締役社長 グループCEO 里見 治紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高4678億9600万円、営業利益568億3600万円、経常利益597億7800万円、最終利益330億5500万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6460