『ウマ娘』『プロスピ』『FGO』『パズドラ』と目まぐるしく首位が入れ替わる 新作『リネージュ2M』が好発進…App Store売上ランキングの1週間を振り返る
3月22日~3月26日のApp Store売上ランキングの動きを振り返ってみたい。この週は、『ウマ娘 プリティーダービー』の首位から始まり、『プロ野球スピリッツA』『Fate/Grand Order』『パズル&ドラゴンズ』と日替わりで首位が目まぐるしく入れ替わる展開となった。
各タイトルのゲーム施策が功を奏した形だが、そのエネルギーの持続性という点では少しインパクトに欠けたとも言えるだろう。来週も月末月初、そして3月締めで見ると年度の切り替わるタイミングとなることから、各タイトルが強めの施策を展開してくることが予想され、同じように入れ替わりの激しい展開となってくることも予想されよう。
一方、新作などの目新しい動きについては、『ウマ娘』が安定した強さを見せているほか、この週は、NCSOFTが3月24日に日本と台湾で同時リリースした「リネージュ」シリーズ最新作『リネージュ2M』が早くもトップ30入りを果たした。『リネージュ2M』は、先行してリリースされた韓国でもヒットし、今回満を持しての日本展開となっており、初動だけではなく継続して人気タイトルとして成長していくことができるのか、注目されるところだ。
Cygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』が首位に返り咲いた。
ランキングの動きで目立ったのは、土曜日の54位から17位に急上昇したスクウェア・エニックスの『NieR Re[in]carnation(ニーア リィンカーネーション)』だ。『ニーア リィンカーネーション』は、3月20日12時より、「1000万DL突破記念キャンペーン」を開催しており、その中で期間中に1回限定で有償ジェムでのみ引ける10回ガチャを実施していることなどが売上に寄与しているようだ。
また、バンダイナムコエンターテインメントの『アイドルマスター シャイニーカラーズ』が土曜日の281位から27位に急浮上し、トップ30に復帰した。『シャニマス』は、2ndライブ「THE IDOLM@STER SHINY COLORS 2ndLIVE STEP INTO THE SUNSET SKY」を土日2Daysで開催するとともに、有償限定の「打ち上げガシャ」をゲーム内で開催したことなどが大きく順位を押し上げたもよう。
ほか、コーエーテクモゲームスの『三國志 覇道』や、ポケラボとブシロード<7803>の『アサルトリリィ Last Bullet』などがトップ30に復帰した。
Cygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』が首位をキープした。
続く2位には、ガンホー<3765>の『パズル&ドラゴンズ』が前日の13位から浮上してきた。『パズドラ』は、3月22日10時より、劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」とのコラボ第3弾を開催しており、新キャラクターの「衛宮士郎&サーヴァント・ライダー」などコラボキャラが登場したコラボガチャを実施していることなどが売上に寄与しているようだ。
また、コナミデジタルエンタテインメントの『実況パワフルプロ野球』が前日の42位から5位に飛び込んできた。『パワプロ』は、プロ野球選手の前田健太投手が能力値を監修したイベキャラ「[理想のマエケン]前田 健太」が登場した「マエケン登場!来たれ、パワプロ部員2021大歓迎ガチャ」を3月22日より開催していることが順位を大きく押し上げたもよう。
ほか、Cygamesの『プリンセスコネクト!Re:Dive』や、thatgamecompanyの『Sky 星を紡ぐ子供たち』などがトップ30に復帰した。
コナミデジタルエンタテインメントの『プロ野球スピリッツA』が首位に立った。『プロスピA』は、3月23日より、「2021 Series1」の選手が新登場しており、その選手たちが手に入る「グランドオープン記念福袋」を開催していることなどが首位獲得の原動力となったようだ。
また、NCSOFTが本日(3月24日)0時に日本と台湾で同時リリースした「リネージュ」シリーズ最新作『リネージュ2M』が22位と早くもトップ30入りを果たした。最高のグラフィックで提供したPCオンラインゲーム『リネージュ2』の正統後継モバイルリメイク作品である本作は、韓国で先行してリリースされて好評を博しており、日本でもヒットタイトルとして継続して人気を集めていくことができるのか注目されるところ。
ほか、スクウェア・エニックスとアカツキ<3932>の『ロマンシング サガ リ・ユニバース』や、C4Connectの『放置少女~百花繚乱の萌姫たち~』などがトップ10に入った。
FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位に立った。『FGO』は、3月24日18時より、期間限定イベント「アキハバラ・エクスプロージョン︕ ~願いの街と愛を刻まれた彫像たち~」を開始するとともに、イベントに関連する新登場サーヴァント「★5(SSR)ガラテア」をピックアップ対象とした「アキハバラ・エクスプロージョン︕ピックアップ召喚(日替り)」を実施していることが首位獲得の原動力となったようだ。
また、8位に前日の32位からスクウェア・エニックスとAiming<3911>の『ドラゴンクエストタクト』が飛び込んできた。『DQタクト』は、3月24日11時より、「ギュメイ将軍SPスカウト」を開始しており、「ドラゴンクエストⅨ」に登場するガナン帝国の剣豪「ギュメイ将軍」がSランクキャラクターとして新登場していることが大きく順位を押し上げたもよう。
ほか、バンダイナムコエンターテインメントの『ミニ四駆 超速グランプリ』や、X-LEGEND ENTERTAINMENTの『Ash Tale-風の大陸-』がトップ30に復帰した。
ガンホー<3765>の『パズル&ドラゴンズ』が首位に立った。『パズドラ』は、3月25日10時より、『モンスターハンターライズ』の発売を記念して、『モンスターハンター』シリーズとのコラボ第6弾を開催しており、「オトモガルク」が新たに参戦していることなどが首位獲得につながったようだ。
続く2位には、コナミデジタルエンタテインメントの『eFootball ウイニングイレブン2021』が前日の45位から飛び込んできた。『ウイイレ2021』は、3月25日より、アーウィン、マーカス ラッシュフォード、ライアン ギグスの3人のアイコニックモーメントをピックアップしたエージェントが登場していることが大きく順位を押し上げたもよう。
ほか、アニプレックスの『ディズニー ツイステッドワンダーランド』と、Yostarの『アークナイツ』、Netmarbleの『七つの大罪 ~光と闇の交戦~』がトップ30圏外から一気にトップ10圏内に入ってくるなど、上位陣が大きく入れ替わった。『ツイステ』は、期間限定イベント「バルガスCAMP!~スプリング・ハプニング~」と「バルガスCAMP! 期間限定召喚」を3月25日16時より開始していることが今回の順位上昇につながったものと思われる。
各タイトルのゲーム施策が功を奏した形だが、そのエネルギーの持続性という点では少しインパクトに欠けたとも言えるだろう。来週も月末月初、そして3月締めで見ると年度の切り替わるタイミングとなることから、各タイトルが強めの施策を展開してくることが予想され、同じように入れ替わりの激しい展開となってくることも予想されよう。
一方、新作などの目新しい動きについては、『ウマ娘』が安定した強さを見せているほか、この週は、NCSOFTが3月24日に日本と台湾で同時リリースした「リネージュ」シリーズ最新作『リネージュ2M』が早くもトップ30入りを果たした。『リネージュ2M』は、先行してリリースされた韓国でもヒットし、今回満を持しての日本展開となっており、初動だけではなく継続して人気タイトルとして成長していくことができるのか、注目されるところだ。
■3月22日
Cygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』が首位に返り咲いた。
ランキングの動きで目立ったのは、土曜日の54位から17位に急上昇したスクウェア・エニックスの『NieR Re[in]carnation(ニーア リィンカーネーション)』だ。『ニーア リィンカーネーション』は、3月20日12時より、「1000万DL突破記念キャンペーン」を開催しており、その中で期間中に1回限定で有償ジェムでのみ引ける10回ガチャを実施していることなどが売上に寄与しているようだ。
また、バンダイナムコエンターテインメントの『アイドルマスター シャイニーカラーズ』が土曜日の281位から27位に急浮上し、トップ30に復帰した。『シャニマス』は、2ndライブ「THE IDOLM@STER SHINY COLORS 2ndLIVE STEP INTO THE SUNSET SKY」を土日2Daysで開催するとともに、有償限定の「打ち上げガシャ」をゲーム内で開催したことなどが大きく順位を押し上げたもよう。
ほか、コーエーテクモゲームスの『三國志 覇道』や、ポケラボとブシロード<7803>の『アサルトリリィ Last Bullet』などがトップ30に復帰した。
■3月23日
Cygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』が首位をキープした。
続く2位には、ガンホー<3765>の『パズル&ドラゴンズ』が前日の13位から浮上してきた。『パズドラ』は、3月22日10時より、劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」とのコラボ第3弾を開催しており、新キャラクターの「衛宮士郎&サーヴァント・ライダー」などコラボキャラが登場したコラボガチャを実施していることなどが売上に寄与しているようだ。
また、コナミデジタルエンタテインメントの『実況パワフルプロ野球』が前日の42位から5位に飛び込んできた。『パワプロ』は、プロ野球選手の前田健太投手が能力値を監修したイベキャラ「[理想のマエケン]前田 健太」が登場した「マエケン登場!来たれ、パワプロ部員2021大歓迎ガチャ」を3月22日より開催していることが順位を大きく押し上げたもよう。
ほか、Cygamesの『プリンセスコネクト!Re:Dive』や、thatgamecompanyの『Sky 星を紡ぐ子供たち』などがトップ30に復帰した。
■3月24日
コナミデジタルエンタテインメントの『プロ野球スピリッツA』が首位に立った。『プロスピA』は、3月23日より、「2021 Series1」の選手が新登場しており、その選手たちが手に入る「グランドオープン記念福袋」を開催していることなどが首位獲得の原動力となったようだ。
また、NCSOFTが本日(3月24日)0時に日本と台湾で同時リリースした「リネージュ」シリーズ最新作『リネージュ2M』が22位と早くもトップ30入りを果たした。最高のグラフィックで提供したPCオンラインゲーム『リネージュ2』の正統後継モバイルリメイク作品である本作は、韓国で先行してリリースされて好評を博しており、日本でもヒットタイトルとして継続して人気を集めていくことができるのか注目されるところ。
ほか、スクウェア・エニックスとアカツキ<3932>の『ロマンシング サガ リ・ユニバース』や、C4Connectの『放置少女~百花繚乱の萌姫たち~』などがトップ10に入った。
■3月25日
FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位に立った。『FGO』は、3月24日18時より、期間限定イベント「アキハバラ・エクスプロージョン︕ ~願いの街と愛を刻まれた彫像たち~」を開始するとともに、イベントに関連する新登場サーヴァント「★5(SSR)ガラテア」をピックアップ対象とした「アキハバラ・エクスプロージョン︕ピックアップ召喚(日替り)」を実施していることが首位獲得の原動力となったようだ。
また、8位に前日の32位からスクウェア・エニックスとAiming<3911>の『ドラゴンクエストタクト』が飛び込んできた。『DQタクト』は、3月24日11時より、「ギュメイ将軍SPスカウト」を開始しており、「ドラゴンクエストⅨ」に登場するガナン帝国の剣豪「ギュメイ将軍」がSランクキャラクターとして新登場していることが大きく順位を押し上げたもよう。
ほか、バンダイナムコエンターテインメントの『ミニ四駆 超速グランプリ』や、X-LEGEND ENTERTAINMENTの『Ash Tale-風の大陸-』がトップ30に復帰した。
■3月26日
ガンホー<3765>の『パズル&ドラゴンズ』が首位に立った。『パズドラ』は、3月25日10時より、『モンスターハンターライズ』の発売を記念して、『モンスターハンター』シリーズとのコラボ第6弾を開催しており、「オトモガルク」が新たに参戦していることなどが首位獲得につながったようだ。
続く2位には、コナミデジタルエンタテインメントの『eFootball ウイニングイレブン2021』が前日の45位から飛び込んできた。『ウイイレ2021』は、3月25日より、アーウィン、マーカス ラッシュフォード、ライアン ギグスの3人のアイコニックモーメントをピックアップしたエージェントが登場していることが大きく順位を押し上げたもよう。
ほか、アニプレックスの『ディズニー ツイステッドワンダーランド』と、Yostarの『アークナイツ』、Netmarbleの『七つの大罪 ~光と闇の交戦~』がトップ30圏外から一気にトップ10圏内に入ってくるなど、上位陣が大きく入れ替わった。『ツイステ』は、期間限定イベント「バルガスCAMP!~スプリング・ハプニング~」と「バルガスCAMP! 期間限定召喚」を3月25日16時より開始していることが今回の順位上昇につながったものと思われる。
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765
会社情報
- 会社名
- 株式会社コナミデジタルエンタテインメント
- 設立
- 2006年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 東尾 公彦/代表取締役社長 早川 英樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1940億1100万円、営業利益336億4700万円、経常利益348億9300万円、最終利益278億2800万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- エヌ・シー・ジャパン株式会社
- 設立
- 2001年9月
- 代表者
- 代表取締役 金 澤憲(キム・テクホン)
会社情報
- 会社名
- FGO PROJECT