デジタルハーツ<3620>は、第2四半期累計(4-9月期)の連結業績予想を上方修正し、売上高18億8100万円(前回予想18億0700万円)、経常利益2億1300万円(同1億5900万円)、四半期純利益1億1500万円(同7900万円)としました。従来は、増収減益予想としていましたが、一転して増収増益での着地となる見込みです。
同社では、スマートフォン向けデバッグサービスの受注が好調に推移したほか、アミューズメント機器でプログラムの肥大化に伴う工数の増加やアウトソーシングを促進する受注活動が収益に寄与した、としています。さらに、費用面では、厳格な原価計算に基づく粗利益の確保、販売管理費の圧縮といった施策が奏功した、とのこと。
なお、主力のコンシューマーゲームについては、大手顧客企業からの受注は計画通り堅調に推移したものの、中規模企業の一部で、開発・発売スケジュールの変更などがみられたため、前年同四半期とほぼ同水準になる見込み。
3月通期の業績予想については、市場環境の変化に対する予測が困難であるため、従来予想を据え置くとしています。