アニプレックスは、アメリカで4月23日より公開した『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の金・土・日の初週末の成績について、英語吹き替え版と字幕版を合わせて興行収入2100万ドル(約22億円)を記録、米国内で公開した外国語映画のオープニング興行成績として歴代1位となったと発表した。表現力豊かな映像美、感情を揺さぶる展開、スリリングなアクションは現地でも高く評価されている。
アニプレックス代表取締役の岩上敦宏氏は、「『鬼滅の刃 無限列車編』が歩んだ軌跡は、 応援していただいたファンの皆さん、 そして作品に情熱を注いでくれたスタッフ・キャストの皆さんのおかげです。 世界中の大勢の人々がこの映画に共鳴してくださった事を大変光栄に思います」とコメントを寄せた。
また、 北米でアニプレックス・オブ・アメリカと共同配給を担うファニメーション・グローバル・グループ代表取締役のコリン・デッカー氏は、 「この驚くべき作品の奥行きのある感情表現と息をのむような美しいアニメーションは、 コアなアニメ・ファンだけではなく、 素晴らしい映画体験を求める幅広いオーディエンスのハートを掴みました。 『鬼滅の刃』シリーズだけではなく、 アニメというブランドがアメリカにおいてメインストリーム化した重要な瞬間だと認識しています。 パートナーであるアニプレックス・オブ・アメリカ、 集英社、 ufotable、 そしてファンの皆さんに感謝を申し上げます」と語った。
日本では、4月25日までに、累計来場者約2880万人、興行収入約397億円を記録しているが、その人気は日本・北米のみならず、アジア・オセアニアなど世界中に広がりつつある。今日までに19の国と地域で上映した本作の海外地域における総興行収入は81億円を超え、累計来場者数は約878万人を記録。今後は中南米・欧州・中東での公開も予定されており、「鬼滅の刃」がさらに多くのファンへと広がっていくことが期待される。
<主な海外地域における公開実績>
国・地域 | 興行 収入 |
動員数 | トピックス |
台湾・香港・マカオ | 29億円 | 331万人 | 台湾でアニメ映画の歴代最高 |
東南アジア | 8億円 | 153万人 | シンガポールで日本アニメ映画歴代最高 |
韓国 | 17億円 | 182万人 | 13週連続で興収トップ5、ロングラン中 |
オーストラリア・ ニュージーランド |
4億円 | 33万人 | 公開初週の興収ランキング1位を獲得 |
アメリカ | 22億円 | 169万人 | 外国語映画のOP興行成績歴代1位 |
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
会社情報
- 会社名
- 株式会社アニプレックス
- 設立
- 1995年9月
- 代表者
- 岩上敦宏
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- ・売上高:2062億2200万円(前の期比36.6%増)
・営業利益:534億5300万円(同81.9%増)
・経常利益:537億5100万円(同84.2%増)
・最終利益:369億3600万円(同100.5%増) - 上場区分
- 未上場