【ゲーム株概況(5/10)】gumiが反発して高値を更新 決算発表組はコロプラが買われ、東京通信とDeNAは大幅反落と明暗分かれる
5月10日の東京株式市場では、日経平均は3日続伸し、前日比160.52円高の2万9518.34円で取引を終えた。4月の米雇用統計が市場予想を大幅に下回ったことで、米国の金融緩和策が継続されるとの見方から朝方買いが先行した。ただ、国内での新型コロナウイルスの感染拡大が引き続き懸念材料となり、次第に上げ幅を縮小した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、gumi<3903>が反発して年初来高値を更新したほか、ボルテージ<3639>やコロプラ<3668>、モブキャストHD<3664>などが買われた。コロプラは前週末に発表した第2四半期決算において、QonQでの業績回復傾向が見受けられたことが評価材料となっているようだ。
また、大手ゲーム株では任天堂<7974>とコナミHD<9766>が高い。任天堂は、エース証券が投資判断「強気」を継続し、目標株価を7万8000円から8万2000円に引き上げたことも市場から好感されているもよう。
半面、決算発表関連では、東京通信<7359>とDeNA<2432>がともに4日ぶりの大幅反落となった。DeNAは、2022年3月期の業績予想を非開示としたものの、営業減益となる見込みとしていることが売り材料となったようだ。
ほか、エイチーム<3662>の下げがきつく、Aiming<3911>やモバイルファクトリー<3912>などもさえない。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、gumi<3903>が反発して年初来高値を更新したほか、ボルテージ<3639>やコロプラ<3668>、モブキャストHD<3664>などが買われた。コロプラは前週末に発表した第2四半期決算において、QonQでの業績回復傾向が見受けられたことが評価材料となっているようだ。
また、大手ゲーム株では任天堂<7974>とコナミHD<9766>が高い。任天堂は、エース証券が投資判断「強気」を継続し、目標株価を7万8000円から8万2000円に引き上げたことも市場から好感されているもよう。
半面、決算発表関連では、東京通信<7359>とDeNA<2432>がともに4日ぶりの大幅反落となった。DeNAは、2022年3月期の業績予想を非開示としたものの、営業減益となる見込みとしていることが売り材料となったようだ。
ほか、エイチーム<3662>の下げがきつく、Aiming<3911>やモバイルファクトリー<3912>などもさえない。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432
会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668