バンナム、次世代のエンターテインメントを創造・発信する拠点「MIRAIKEN studio(未来研スタジオ)」をオープン
バンダイナムコエンターテインメントは、xR技術、リアルタイムモーションキャプチャを完備、巨大かつ高画質なLEDディスプレイ4面ステージを常設した、次世代のエンターテインメントを創造・発信する拠点「MIRAIKEN studio」をバンダイナムコ未来研究所(本社)に自社スタジオとしてオープンした。
■「MIRAIKEN studio」について
xR技術、リアルタイムモーションキャプチャを完備、巨大かつ高画質LEDディスプレイを使用した4面ステージを常設したスタジオ。同社の豊富なIPとxR技術・リアルタイムモーションキャプチャ技術を組み合せることによって、“まるでゲームやアニメの世界”に入り込んだかのような没入感のある演出が実現する。
「MIRAIKEN studio」はA studio、B studioの2つで構成されており、A studioは壁と床の4面全てがLEDで囲まれ、壁面には4K対応の高精細2.6mmピッチLEDを使用することで、ゲーム動画などの映像資産を美麗に映し出すことができる。また、同社が運営するさまざまなバーチャル空間やゲームやライブ素材等と合成・拡張するシステム「LEDxR」を掛け合わせることで、バーチャル空間内に現実世界の演者が入り込む新たな演出が可能となる。これにより演者や観客が、離れた場所にいてもバーチャル空間にて感情を共有することができる。
B studioはモーションキャプチャ撮影やスチール撮影、ラジオ収録などマルチな用途を想定している。モーションキャプチャ撮影時にA studioと連動させることで、リアルタイムでアクターの動きをA studioのキャラクターに反映することができ、出演者とキャラクターとのコミュニケーション演出が実現される。これにより配信にとどまらない感動の体験を観客に提供する。
■「MIRAIKEN studio」設立の背景および展望
同社は、コロナ禍において、エンターテインメントの重要性やIP(知的財産)がきっかけとなり生まれるコミュニティの力を再確認したことで、オンラインエンターテインメントを強化していく必要性を感じ、今回、自社スタジオをオープンした。
また、バンダイナムコグループは、IPを軸により一体となり、幅広い出口を相互活用した連携・拡大を図ること、顧客の新たな価値観に対応したエンターテインメントの創出やデジタル対応を強化していくことを目的に、今年4月よりトイホビーユニットとネットワークエンターテインメントユニットを統合した。本スタジオをグループ内の新しい技術・アイディアを掛け合わせ、次世代の感動体験を創り出していくバンダイナムコグループ共創の場としても捉えている。
▼「MIRAIKEN studio」公式サイト
https://miraikenstudio.bn-ent.net/
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコエンターテインメント
- 設立
- 1955年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 宇田川 南欧
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2896億5700万円、営業利益442億3600万円、経常利益489億5100万円、最終利益352億5600万円(2023年3月期)