コミック、ゲーム、ボイス・ASMR作品等を取り扱う二次元総合ECプラットフォーム『DLsite』を運営するエイシスは、2020年度で売上高を23年連続で更新し、昨対比155%成長の250億円の売上高となったと発表した。。
<以下、プレスリリースより>
巣ごもり需要で電子市場が好調、 コミック以外の売り上げも伸長
『DLsite』では、 この1年でのコミック販売における新規取り扱い作品数が66,000本以上の増加となり、 大手出版社のタイトルを含む245,448本の作品を取り揃えております。 コロナ禍での巣ごもり需要で電子書籍市場の好調が追い風となり、 コミックを中心とした売上は昨対比164%となりました。
コミックだけでなく、 ボイス・ASMR作品の売上は昨対比170%と『DLsite』の売上をけん引する一大ジャンルにまで成長をしており、 ゲームの売上も昨対比153%と、 ボイス・ASMRやゲームの作品群も好調でした。
個人のクリエイターが手掛ける作品が多くを占める同人誌・CG集の分野では、 リアルイベントがコロナ対策のために中止や延期となる状況が続く中、 オンラインサービスの強みを活かした販売施策などが奏功し、 昨対比139%と堅調に推移いたしました。
ユーザー数も急増
この1年で新規に会員登録したユーザー数は200万人と増加。 その結果、 全体の会員ユーザー数は620万人(2021年4月末時点)となりました。
また、 作品制作・登録販売をされるサークル(クリエイター等)の登録数が累計で5万を超え、 国内最大級の二次元総合ECプラットフォームとして成長し続けております。
提供サービスの対象となる市場と今後のエイシス
電子出版の市場規模は、 巣ごもり需要も影響し、 前年比28.0%増の3931億円で、 うち電子コミックが31.9%増の3420億円(※1)と市場自体が大きく成長しております。
ゲーム市場においても同様の理由により右肩上がりで成長を続けており、 2020年は前年比103.8%の1兆7,330億円(※2)となっております。
そして、 音声の分野では、 2017年の音声コンテンツ市場の規模は約7,500億円(※3)。 スマホの普及に伴った「ながら聞き」の需要が高まっており、 音声分野も今後さらに成長することが予想されています。
エイシスは、 今後もますます成長が見込める電子コミック、 ゲーム、 音声市場に力を入れ、 ユーザーの皆様により良いコンテンツの提供と、 満足していただけるようサービス向上に努めてまいります。
また、 創作活動を行うクリエイターの皆様へもユーザーの皆様が何を求めているかなどの情報を定期的にお知らせするなど、 創作活動をバックアップする体制を整えてまいります。
これからのエイシスにご期待ください。
※1:公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所
※2:『ファミ通ゲーム白書2020』
※3:総務省「令和元年版情報通信白書」
会社情報
- 会社名
- 株式会社エイシス
- 設立
- 1994年11月
- 代表者
- 代表取締役 藤井 純
- 決算期
- 3月