【ゲーム株概況(5/31)】『まほやく』への期待からcolyが大幅反発 希薄化懸念からケイブ売り込まれる ガンダム新PJ発表のバンナムは反応薄
5月31日の東京株式市場では、日経平均は大幅反落。前営業日比289.33円安の2万8860.08円で取引を終えた。再び2万9000円台を割り込んだ。米国市場が球場となる中、前週末に600円高となった反動から朝方から利益確定の売りが先行した。手がかり材料に乏しく、様子見ムードが広がったという。
そうした中でゲーム関連株の動きをみると、coly<4175>が大幅反発。特に目立った材料は観測されていないが、昨日、ネルケプランニングが『魔法使いの約束』の舞台化作品第2弾の公演を行うと発表した。コンテンツの多方面での展開で、収益の多様化と成長が期待されているようだ。
他方、ケイブ<3760>が大幅続落。新株予約権計9000個を発行すると発表しており、希薄化が懸念されたようだ。同社は、28日、権利行使で約15億5000万円を調達する計画で、新作ゲームの開発や「ゴシックは魔法乙女」の改修費用、海外新規事業(非ゲーム事業を予定)の展開などに充てる、としている。
アピリッツ<4174>が続落。スマホ向け最新作『オーバーエクリプス』のリリース以後、材料出尽くしと見た売りがでており、この日も続落となった。
このほか、先週末、『機動戦士ガンダム』シリーズのIP軸戦略を進化させる「ガンダムプロジェクト」を発足するとともに、『GUNDAM SEED PROJECT ignited』を始動すると発表したが、市場では反応薄となっている。
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他方、ケイブ<3760>が大幅続落。新株予約権計9000個を発行すると発表しており、希薄化が懸念されたようだ。同社は、28日、権利行使で約15億5000万円を調達する計画で、新作ゲームの開発や「ゴシックは魔法乙女」の改修費用、海外新規事業(非ゲーム事業を予定)の展開などに充てる、としている。
アピリッツ<4174>が続落。スマホ向け最新作『オーバーエクリプス』のリリース以後、材料出尽くしと見た売りがでており、この日も続落となった。
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会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコエンターテインメント
- 設立
- 1955年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 宇田川 南欧
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2896億5700万円、営業利益442億3600万円、経常利益489億5100万円、最終利益352億5600万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- 株式会社coly(コリー)
- 設立
- 2014年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 中島 杏奈/共同創業者 代表取締役副社長 中島 瑞木
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高50億6400万円、営業損益8億1300万円の赤字、経常損益7億9400万円の赤字、最終損益8億3000万円の赤字(2023年1月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4175