CRI・ミドルウェア、IoTサイバーセキュリティソリューション「Terafence Vsecure」が沖縄の防衛施設に採用


CRI・ミドルウェア<3698>は、重要インフラで使われている片方向通信アーキテクチャをIoT領域で実現し、監視カメラへの不正アクセスを完全に遮断する、IoTサイバーセキュリティソリューション「Terafence Vsecure(以下、Vsecure)」が沖縄の防衛施設に採用されたことを発表した。

同社は、顧客の課題解決に最適なソリューションを提供してきた三平商会および、沖縄の安心安全を事業を通じて実現してきた平仲と連携し、沖縄の防衛施設の監視カメラに対するセキュリティソリューションとして「Vsecure」を導入した。

今回の採用先では、監視カメラへのサイバー攻撃対策のほか、膨大な量になる監視カメラの映像データの伝送負荷が課題としてあった。同社の独自圧縮技術「CRI DietCoder(以下「DietCoder」)」を搭載している「Vsecure」は、監視カメラからコントロールセンターへの映像データ以外の通信を完全に遮断することに加え、動画伝送量を1/2以下まで圧縮し、これらの課題を解決した。

■「Vsecure」の特長
①IoT領域で重要インフラと同等の堅牢なセキュリティ確保
「Vsecure」は、重要インフラ(情報通信/金融/航空/鉄道/電力/ガス/政府・行政サービス/医療/水道/物流/化学/クレジット/石油の14分野)で使われている片方向通信アーキテクチャをIoT領域で実現し、監視カメラシステムにおける不正アクセスを確実に防御する。

IoTデバイスが外部から不正にコントロールされたり悪用されることのないよう、データが伝送される“方向“を物理層において制御する。これにより、サイバー犯罪者にとって最大の標的になっている監視カメラシステムにおいて、監視カメラの映像配信を維持しながら外部からの攻撃通信を完全に遮断する。

②CRIの独自圧縮技術で、動画データを高画質のまま最大1/10以下に圧縮
監視カメラが、設置場所の特性上、有線のインターネット回線の設置が難しい場合、映像データを無線で送信することとなり、その伝送量も課題となる。これに対して、「DietCoder」は、画質の劣化なく伝送量を最大1/10以下に圧縮し、負担を大幅に軽減する。



▼「Vsecure」紹介ページ
https://www.cri-mw.co.jp/product/security/vsecure/


株式会社CRI・ミドルウェア
http://www.cri-mw.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社CRI・ミドルウェア
設立
2001年8月
代表者
代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
決算期
9月
直近業績
売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3698
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