【決算カレンダー】ゲーム関連企業の2~4月決算は6月11日と14日が発表のピーク 今年2月上場のcolyとアピリッツはともに今期を占う1Q決算を発表
ゲーム・ネット関連業の2~4月決算発表が今週末と来週週明けに発表のピークを迎える。主なところでは、エイチーム<3662>とgumi<3903>、アピリッツ<4174>、HEROZ<4382>が6月11日、coly<4175>とブシロード<7803>が週明け14日に発表を予定している。
この四半期は、1月8日に発令され、3月21日に解除された2回目の緊急事態宣言の影響を前半半分に受ける形になっており、1回目の緊急事態宣言よりは制限が緩和されていたものの、リアル系のイベントなどは大きな制約を受けていたことは留意しておくべきところだ。
注目されるのは、やはりニューフェースのcolyだろう。2021年1月期は『魔法使いの約束』の貢献により、大きな飛躍を遂げる1年となったが、続く2022年1月期はやや保守的な業績見通しを打ち出したことで、市場からその成長性への期待が後退する形となっている。その今期の第1四半期決算の発表で、再評価の動きとなるのか、さらに期待が後退することになるのか、大きく問われることになりそうだ。
同じくニューフェースのアピリッツは、新作『オーバーエクリプス』の初動の状況に加え、8月から運営がセガから移管される『けものフレンズ3』が2022年1月期の業績にどう寄与してくる見通しなのかが気になるところ。当初から下期偏重の予算となっていたが、そのシナリオに変化はないのかどうか、まずはじっくりと見極めたい。
この四半期は、1月8日に発令され、3月21日に解除された2回目の緊急事態宣言の影響を前半半分に受ける形になっており、1回目の緊急事態宣言よりは制限が緩和されていたものの、リアル系のイベントなどは大きな制約を受けていたことは留意しておくべきところだ。
注目されるのは、やはりニューフェースのcolyだろう。2021年1月期は『魔法使いの約束』の貢献により、大きな飛躍を遂げる1年となったが、続く2022年1月期はやや保守的な業績見通しを打ち出したことで、市場からその成長性への期待が後退する形となっている。その今期の第1四半期決算の発表で、再評価の動きとなるのか、さらに期待が後退することになるのか、大きく問われることになりそうだ。
同じくニューフェースのアピリッツは、新作『オーバーエクリプス』の初動の状況に加え、8月から運営がセガから移管される『けものフレンズ3』が2022年1月期の業績にどう寄与してくる見通しなのかが気になるところ。当初から下期偏重の予算となっていたが、そのシナリオに変化はないのかどうか、まずはじっくりと見極めたい。
発表予定日 | コード | 会社名 | 決算期末 | 種別 |
6月10日 | 6535 | アイモバイル | 7月 | 3Q |
6月11日 | 3662 | エイチーム | 7月 | 3Q |
6月11日 | 3843 | フリービット | 4月 | 本決算 |
6月11日 | 3903 | gumi | 4月 | 本決算 |
6月11日 | 4174 | アピリッツ | 1月 | 1Q |
6月11日 | 4382 | HEROZ | 4月 | 本決算 |
6月14日 | 4175 | coly | 1月 | 1Q |
6月14日 | 7803 | ブシロード | 6月 | 第3四半期 |
6月15日 | 3770 | ザッパラス | 4月 | 本決算 |
会社情報
- 会社名
- 株式会社アピリッツ
- 設立
- 2000年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員CEO 和田 順児
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高84億2700万円、営業利益5億9900万円、経常利益5億9600万円、最終利益3億8600万円(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4174
会社情報
- 会社名
- 株式会社coly(コリー)
- 設立
- 2014年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 中島 杏奈/共同創業者 代表取締役副社長 中島 瑞木
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高50億6400万円、営業損益8億1300万円の赤字、経常損益7億9400万円の赤字、最終損益8億3000万円の赤字(2023年1月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4175