DMM.comのVR専門チーム「DMM VR lab」は、7月6日より、提供する3Dアバター連携サービス「DMM VR Connect」を3rdパーティアプリに組み込むための開発者向けSDK「DMM VR Connect SDK(通称:DVR SDK)」をオープンソース(OSS)化したことを発表した。
「DVR SDK」は、「DMM VR Connect」と連携して、アプリ内でのアバター読み出しやキャリブレーション、配信機能まで利用できるUnity Package。非常に簡単に導入ができ、完全無料で提供する。SDKを導入すれば、認証からアバター読み込みまでも簡単に導入できる。
Unityから直接RTMP配信(YouTubeやTwitchに配信)が可能になるプラグイン、DVR Streamingも内包されており、Oculus QuestとWindows両対応で、Quest単体でYouTubeやTwitchへ配信することも可能だ。
「DVR SDK」は、VRコミュニケーションアプリ「ConnectChat」にも組み込まれており、コミュニティでも使用例が増えてきた。そういった背景を受け、ユーザーが簡単に様々なVRプラットフォームやゲームなどの3Dアプリで自己表現し、バーチャル空間でのアイデンティティを守るための手助けとしてOSS化する運びとなった。
DMM VR labでは、今後も「DMM VR Connect」を使った体験を増やし、VR市場の拡大に寄与していくとしている。
<「DMM VR Connect SDK」OSS化の概要>
提供開始時期:2021年7月6日
価格:無料
ライセンス:MITライセンス
機能:DMM VR Connectと連携し自分や他者のアバター読み込み、VR機器でのキャリブレーション、VRMの指や表情等の制御、SteamVRやOculus等VR機器の制御、配信の為の第三者視点カメラやカメラワーク、RTMPで映像配信
推奨環境:Unity 2019.4.26f1
公式サイト:https://devs.connect.vrlab.dmm.com/
会社情報
- 会社名
- 合同会社DMM.com
- 設立
- 1999年11月
- 代表者
- 最高経営責任者 亀山 敬司
- 決算期
- 2月