Polygonは、7月20日、ブロックチェーンゲームとNFTエコシステムのための「Polygon Studio」を発表した。同スタジオの開設でNFTとゲームのプラットフォームとしてのPolygonでイニシアチブを取るのが狙いと見られる。
公式サイトではすでにパートナーとして、ATARI、ANIMOCA BRANDS、Opensea、Decentraland、SANDBOX、HORIZON、ZED、Polymarker、Neon Districtといった企業の名前が挙がっている。
Polygonは、イーサリアムのL2上で動作し、取引手数料(ガス代)の安さと処理速度の速さに定評があり、国内ではNFTマーケットプレイスの「NANAKUSA」などが採用している。
Polygon Studiosの公式Twitterでは、既にPolygonを利用した10万人以上のブロックチェーンゲーマーが同インフラ上を用いたWeb3のゲームやメタバースを体験しているとのこと。同社はWeb2.0とWeb3.0(※)の架け橋になることを目指すとコメントしている。
公式Twitter
https://twitter.com/0xPolygon/status/1417201187166703624?s=20
(※)Web3.0はこれまでの中央集権的なwebとは異なり、ブロックチェーンベースの分散型(非中央集権)web。ブロックチェーンベースであるため改ざん性にも強いとされている。
【関連記事】
ゲームで稼ぎ、家を建てた猛者現る 今、知っておきたいブロックチェーンゲーム(NFTゲーム)のおおよそ
最近の話題の「NFT」とは? ゲームや今後の課題をブロックチェーンニュースと共にお届け