マクアケ、2021年9月通期の営業利益を6.2億円から3.1億円に下方修正 売上下振れ、プロジェクトや人材獲得など先行投資も圧迫
マクアケ<4479>は、この日(7月27日)、2021年9月通期の業績予想を下方修正し、売上高46億7000万円(前回予想51億7200万円)、営業利益3億1100万円(同6億2000万円)、経常利益3億0900万円(同6億1700万円)、最終利益2億0500万円(同4億5000万円)とそれぞれ引き下げた。
【予想数字】
・売上高:46億7000万円(前回予想51億7200万円)
・営業利益:3億1100万円(前回予想6億2000万円)
・経常利益:3億0900万円(前回予想6億1700万円)
・最終利益:2億0500万円(前回予想4億5000万円)
従来予想からの修正率は、売上高9.7%減、営業利益49.8%減、経常利益49.9%減、最終利益54.4%減となる。
【修正率】
・売上高:9.7%減
・営業利益:49.8%減
・経常利益:49.9%減
・最終利益:54.4%減
プロジェクト掲載を希望する事業者からの引き合いや Makuake を訪れるアクティブユニークユーザー数の増加、オンラインマーケットプレイスを利用する消費の増加傾向をもとに公開した見通しだったが、依然として新型コロナウイルスの影響により国内消費市場の EC 化は進んでいるものの、消費支出の動向は不透明さが続いていることから以下の要因を加味し、通期の業績予想を見直した、としている。
① 売上高:第3四半期累計の売上高は前年同期比59.3%増の33億3200万円と成長が続いているが、計画水準に対して下回ることとなった。
② 営業利益:応援購入総額の成長が続いている中で、先行投資コストを制御による成長機会の逸失を避けるべく、良質なプロジェクトの獲得やサポーターの獲得、人材採用、開発への投資を続け、応援購入総額の最大化を目指すために販管費の見直しは行わず当初の計画通りの支出を見込んだ。
なお、同時に発表した第3四半期決算は、売上高33億3200万円(前年同期比59.3%増)、営業利益2億0100万円(同62.1%減)、経常利益2億円(同62.2%減)、最終利益1億2900万円(同63.5%減)と大幅増収・大幅減益となった。
・売上高:33億3200万円(同59.3%増)
・営業利益:2億0100万円(同62.1%減)
・経常利益:2億円(同62.2%減)
・最終利益:1億2900万円(同63.5%減)
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751