セレス<3696>は、12月23日、2024年12月期連結業績予想の上方修正を行い、売上高276億円(前回予想270億円)、営業利益22億円(同16億円)、経常利益28億円(同20億円)、最終利益15億円(同12億円)、EPS130.6円(同104.48円)とした。
・売上高:276億円(前回予想270億円)
・営業利益:22億円(同16億円)
・経常利益:28億円(同20億円)
・最終利益:15億円(同12億円)
・EPS:130.62円(同104.48円)
従来予想からの修正率は、売上高2.2%増、営業利益37.5%増、経常利益40.0%増、最終利益25.0%増となっている。
・売上高:2.2%増
・営業利益:37.5%増
・経常利益:40.0%増
・最終利益:25.0%増
同社では、売上高については、おおむね想定通りに着地する見通し。営業利益については、モバイルサービス事業のポイントの「モッピー」において、ポイント付与管理の徹底や広告仕入れの見直しが奏功し、売上総利益率が改善した。さらに同事業の D2C では、機能性インソールの「ピットソール」や腸内環境改善サプリの「オイグルト」などの商品が売れ行き好調を維持し、利益に貢献した、としている。
また、2024年12月期第4四半期において暗号資産相場が活況を呈していることから、同社連結子会社のマーキュリーの損失幅が縮小、ビットバンクの持分法による投資利益が見込まれるという。営業投資有価証券と子会社のソフトウェアの評価損を吸収し、経常と最終利益も予想を上回る。
なお、前期(2023年12月期)の実績との比較では、売上高14.6%増、営業利益96.7%増、経常利益130.0%増、最終利益232.5%増となる。
・売上高:14.6%増
・営業利益:96.7%増
・経常利益:130.0%増
・最終利益:232.5%増
