セガXDとVRC、3Dアバター技術を用いたエンタメ領域を共同研究へ VR空間でのコミュニケーション利用をにらむ



セガ エックスディーは、8月4日、VRCと3Dアバター技術を用いたエンタテインメント領域の体験価値創造に向けた共同研究契約を締結したと発表した。

VRCは高品質な 3D アバターを高速に生成する技術を持っているという。


VRCとの共同研究契約について
セガ エックスディーでは、 AR を用いたプロモーション施策のトータル支援を目的とした「 AR CreativeStudio 」を設立し、 Web AR 技術を活用した非接触型デジタルスタンプラリーソリューションの提供や AR ゴーグルを用い現実世界を拡張するコミュニケーションの研究開発を進めてきた。

今後は VR 領域にも技術アセットを拡大していく計画の中、 元々ゲーム等のエンタテインメント領域で広く利用される 3D アバターや 3D データが様々なビジネス領域や業界で益々利用されることを想定していた。

その様な中で最先端の 3D インフラ技術を有する VRC と共同研究を進めることで、 VRC が保有する 3D アバタースキャン技術やバーチャル試着技術をエンタテインメント領域で活用すると共に、 セガ エックスディーが持つゲーミフィケーションのノウハウを掛け合わせることで、 新しい顧客体験を創造できると考えたそうだ。

この共同研究によって、 例えば VRC が保有する 3D アバタープラットフォームが、 将来的にアパレルやヘルスケア、 フィットネスなどの業界に広まった場合、 ユーザーは自身が所有するアバターに、 購入した服を着させてバーチャル空間でゲームを楽しんだり、 友だちとコミュニケーションしたりできるようになる。

セガ エックスディーと VRC は、 3D アバター技術を用いて新しい顧客体験を創造し、 リアルとバーチャルが融合した新しい世界を創造していく研究開発を進めていく。



セガ エックスディー(セガXD)
https://segaxd.co.jp/

会社情報

会社名
セガ エックスディー(セガXD)
設立
2016年8月
代表者
谷 英高
決算期
3月
上場区分
未上場
企業データを見る