【レポート】『ラグナロク』のグラビティが新作ホラーの発表会を実施…今秋リリース予定の『貞子M』にタイムマシーン3号が全力で挑戦!


グラビティゲームアライズは、8月12日、『貞子M 未解決事件探偵事務所(以下、貞子M)』のスペシャル発表会がYouTubeにて公開された。本記事では、その様子をレポートしていく。



『貞子M』は、『ラグナロク』シリーズを運営・開発している韓国のゲーム企業“グラビティ”の、日本支社として設立された“グラビティゲームアライズ”のゲーム第一弾として開発された作品。

物語を進めて謎の事件に迫っていくアドベンチャーパートと、2頭身のキャラクターを操作して様々なミッションをこなしていくアクションパートのふたつで構成されており、作りこまれた世界観とホラー体験ができる、新感覚のスマホゲームだ。





MCを務める時東ぁみさんの呼び出しによって登場したのは、秋元康さん……ではなくお笑い芸人・タイムマシーン3号の関太さんと山本浩司さん。山本さんはホラーが凄く好きでスマホゲームも遊ぶようだが、関さんは対照的にホラーにはビビってしまうとのこと。なぜかふたりに厳しめの時東さんとの絶妙な掛け合いと共に、発表会は進んでいく。



物語は、探偵助手である秋葉巴杏(あきばともな)に、プレイヤー=主人公が呼び出されるところからスタートする。

秋葉はプレイヤーに、謎の事件“T大付属高校連続殺人事件”の捜査協力を依頼してくるものの、プレイヤーは記憶の一部が欠損しているため、事件に関わっているかも不明なうえ、この事件は原因不明、容疑者不明、死因不明という迷宮入り殺人事件であり、いまだに手掛かりがなかった。それでも、秋葉はプレイヤーのスキルに期待して、協力を依頼してくる。それは失踪してしまった探偵・岩井健二からの伝言だったから。はたして、プレイヤーはこの難攻不落の事件を無事解決できるのか……というのが、本作のあらすじだ。

タイトルの通り、ジャパニーズホラーの代名詞として名高い“貞子”が登場するのも特徴で、キャラクターやオリジナルストーリーは、原作である角川社が全面監修している。





ゲームは、アドベンチャーパートで事件の内容や手がかりを得る。その後、アクションパートで事件の調査を行い、解決へと導くという流れで進行していく。アクションパートで操作するアバターは、自分好みにカスタマイズできる。
 


また、事件を解決していくと経験値や報酬をゲットでき、プレイヤーがどんどん成長してくのも特徴。能力の強化によって歩行速度の上昇・技能の習得・職業の変更などが行えるほか、特定の衣装を組み合わせて装備すると能力が上昇するようになっている。また、この他にもうひとつ強化要素があるが、それはリリースされてからのお楽しみとのこと。



ここからは、実際にプレイを開始。ひとつ目のミッション“野良猫を保護しろ”のアクションパートを、関さんが遊んでいく。デフォルメされたキャラクターを操作して、マップであるビルの探索を進めて行く。キャラクターは可愛らしいが、対照的にマップのグラフィックはリアルな構成になっている。



調べられる場所が光っており、カギを入手して開かないドアを突破するなど、探索ゲームの要素も満載。また今回の依頼で探すのは猫であるため、鳴き声も探索のキーになる。効果音が漫画の様に表示されるので、聞くだけでなく、視覚的にもわかりやすくなっているのも特徴だ。また、低い場所にいた猫を保護するために、しゃがむ動作も必披露された。



鳴き声をヒントに猫を探し出し、無事にミッションクリア。このように、アクションパートではタスクがしっかり準備されていて、様々なヒントやアイテムを入手し進めて行くという構成になっている。実施にプレイした関さんは、軸としてしっかりストーリーがあるのが楽しいとのこと。



続いては、山本さんのプレイ。ミッションは「怪しい事務所を調査せよ」という、複数の証拠品を集めていくという内容で、先ほどとマップ自体は同じだがタスクが増えている。



また、今回からはプレイヤーを攻撃してくる“敵”が登場。こちらから攻撃は今のところ不可能のようで、ブレーカーを落として電気を消し、見つかりにくくして進んでいく。



見つかってしまうと、攻撃されないように逃げなければいけない。体力の他にもスタミナが用意されており、常に走ることができないため、物陰に隠れたり階段を登ることでうまくやり過ごす必要がある。見つかったときのSEや曲がホラーそのものであり、かなり怖い演出となっていた。



スタッフのカンペヒントも頼りに、古びたスマホや謎のUSBといった証拠品を調べてゲットしていき、無事にミッションクリア。プレイした山本さんは、始めて触った感じでも操作しやすいと語っていた。



ここでなぜか、タイムマシーン3号のふたりが即興でコントを披露する流れに。無茶ぶりが過ぎる時東さんのフリに、ポスターの貞子の前で打ち合わせするふたり。本当にアドリブだったようだが、どうなったかは、実際に動画をチェックしてみてほしい。



そして、最後のミッション“弟のスマホを探せ”を関さんがプレイ、ここからホラーテイストがかなり強くなっていく。これまでとは違って荒れた学校を探索するのだが、明かりがつかないため、所持品であるスマホのライトで照らしながら進まなければならない。



勝手に動くトイレのドアに驚かされつつ、タスクに従って学校を調べていくと、ついに怪異に遭遇。グラフィック的にはデフォルメされた怪異も、曲はSEがホラーそのものでしっかり怖い。怪異の攻撃をうまくかわして、目標であるスマホをようやく見つけると……。



一心不乱にプレイする関さんのもとに、なんと本物の貞子が登場。突然のご本人登場に、KOされてしまう関さんだったが、隣に座ってずっといるという結構おちゃめなタイプの貞子だった。

発表会でのプレイはここまで。徐々に探索を進めて行く謎解き要素や追われているときの臨場感もさることながら、特に、実際にプレイしたタイムマシーン3号のふたりや時東さんもコメントしていたように、特にSEやBGMにかなりこだわっていた。『貞子M』は今秋リリース予定。ホラー好きはもちろん、探索ゲームやアドベンチャーが好きというプレイヤーも楽しめる内容となっているので、是非心待ちにしていてほしい。


(文 ライター:寺村一也)


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設立
2019年7月
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