ランシステム、21年6月期の決算は営業損失6億3300万円と赤字幅拡大…複合カフェ「自遊空間」が新型コロナの影響受ける

ランシステム<3326>は、8月19日、2021年6月期の連結決算を発表し、売上高49億1800万円(前の期比29.3%減)、営業損失6億3300万円(前の期は8300万円の損失)、経常損失6億1400万円(同6000万円の損失)、最終損失9億5100万円(同8億8400万円の損失)と減収・赤字幅拡大となった。純資産が1億1000万円となっており、この規模の赤字が続くと債務超過となる可能性がある。複合カフェ「スペースクリエイト自遊空間」が新型コロナの影響を受けた。

 

・売上高:49億1800万円(同29.3%減)
・営業損失:6億3300万円(同8300万円の損失)
・経常損失:6億1400万円(同6000万円の損失)
・最終損失:9億5100万円(同8億8400万円の損失)

 

<直営店舗事業>
前期末時点ではグループ店舗数133店舗(直営店舗60、FC加盟店舗73)となり、当セグメント全体の売上高は30億1700万円(同36.2%減)、セグメント損失は6億0400万円(同セグメント損失1000万円)となった。

複合カフェ「スペースクリエイト自遊空間」チェーン直営店舗の運営をメインとし、同感染症の拡散防止を最優先に運営を行っている。また、コワーキングスペースとしての利用促進や他企業向けにスペース貸しの実施も進めている。店内設備においては、ユーザー自身で入場や精算が可能な「セルフ化店舗」への改装や、ユーザーのニーズの高い個室ブースへの入れ替え等を実施している。加えて、より安定した収益を生むため、不採算店舗の統廃合を行っている。

 

<外販事業>
売上高は12億1900万円(同19.9%減)、セグメント利益は1億1400万円(同50.5%減)となった。注目度の高いセルフ化システムやテレワーク環境を支援するシステムなどの各種システムの販売及び保守、管理業務を行っているほか、自遊空間のフランチャイズ店舗のサポート業務を行っている。また、新しい商材の開発や新規顧客開拓も進めている。

 

<不動産事業>
売上高は2億3500万円(同29.9%減)、セグメント利益は9200万円(同2.7%減)となった。不動産賃貸物件の適切な管理に注力し、同感染症に伴う賃料減額などの影響を受けてはいるが、おおむね計画通りの売上推移となった。

 

■2022年6月期の見通し

続く2022年6月期の連結業績は、売上高50億円(前期比1.6%増)、営業利益5000万円(前期は6億3300万円の損失)、経常利益7000万円(同6億1400万円の損失)、最終利益5000万円(同9億5100万円の損失)を見込む。

・売上高:50億円(同1.6%増)
・営業利益:5000万円(同6億3300万円の損失)
・経常利益:7000万円(同6億1400万円の損失)
・最終利益:5000万円(同9億5100万円の損失)