【レビュー】KongStudios ×Yostarの新作『ガーディアンテイルズ』CBTレビュー…ドットキャラによる爽快アクションに加え、RPGとして楽しい要素が詰まった一作



『ガーディアンテイルズ』は、KongStudiosとYostarが共同運営を行う、ドット絵アクションRPG。本作は2021年8月24日~31日にかけて、一般参加者も含めたクローズドβテストを実施。本記事では、テスト時にプレイできた内容や本作の魅力について、まとめていく。


■ドットのキャラクターたちが紡ぐ、どこかほのぼのとした物語



物語の舞台は、未知なる敵・インヴェーダーの襲撃を受けたカンタベリー王国。新米騎士である主人公は世界の危機に対抗するため、偶然にも一緒になった小さなお姫様と共に、冒険の旅に出ることになる。




▲主人公は、性別だけでなく性格を選択することができるだけでなく、選んだキャラクターボイスによって、セリフや声の抑揚が変化する。

本作のユニークなポイントは、やはりドットで表現されたキャラクターたちだろう。基本的にキャラクターはドットで表現されるが、アニメーションの立ち絵が別で存在するのも本作の特徴のひとつ。デフォルメされたドットの可愛さと、立ち絵とのギャップが面白い。





ストーリーもあらすじだけでは一見シリアス調だが、全体的にクスっと笑えるようなコメディ調であり、キャラクターたちの表情の変化やコミカルな動きが相まって、気楽に進められるようになっている。





また、一見中世のファンタジーに見えるが、携帯電話やSNSが当たり前のように存在していたり、唐突にレーザー銃が登場したりなど、時代設定が謎に包まれており、読み手の思い込みを唐突に裏切ってくるのが、進めていて面白いポイントだ。






▲ゲーム中に出会ってフォロワーになったキャラクターの会話を、SNS上で見られる。フォロワーが増えるたび、SNSが盛り上がっていくという仕様だ。


■ドットだと侮るなかれ。爽快かつスピード感の溢れるアクション
本作のジャンルは「ドット絵アクションRPG」であり、可愛らしいドット絵やほのぼのとしたストーリーとは対照的に、ド派手なアクションが楽しめるのが大きな魅力だ。通常攻撃やクールタイムの設定されたスキルに加えて、ダッシュ・回避などを組み合わせて、スピード感のある行動が可能だ。ゲームコントローラーを使用してプレイできることからも、そのアクション性の高さがうかがえる。





ボスとの対決も、盛り上がる展開のひとつ。外見や攻撃方法が全く異なる、バリエーション豊かなボスたちがプレイヤーを待ち受けており、一筋縄では攻略できないようになっている。うまく攻撃を回避したり、スキをついて攻撃するなど、挑んで攻略していく体験ができるのだ。





操作するキャラや装備した武器によって攻撃モーションが変化するため、幅の広いアクションを楽しめる。基本的にはキャラや装備はガチャで手に入れるが、ストーリーの進行やマップ上に落ちている宝箱を見つけ出すことで獲得できるパターンも存在する。


▲キャラクターによっては、コスチューム(スキン)を変更できるものも。

さらに、武器には「武器スキル」というが設定されており、戦闘中に強力な攻撃を繰り出せるのだが、武器ごとにこの武器スキルが違うのが大きな特徴。例えば同じ剣というカテゴリでも、強力な一撃を与えるスキルや広範囲に攻撃するスキルなど、様々なバリエーションが用意されているため、自分の好みのスタイルに合わせた装備を見つけ出すことが可能だ。





また、装備にはオプションが設定されており、同一種であれば差はないものの、数値のみランダムでアイテムを使って変更できるようになっている。




■さまざまなギミックを解きながら、マップ中を探索
選んだステージを探索して物語を進行するのが本作の基本的な進め方なのだが、ステージごとに広々としたマップが用意されていて、そのあちこちに装備の入った宝箱やコインなどが配置されているため、隅々まで調べたくなるような設計になっている。


▲探索を進めてキーアイテムをゲットすると、今までできなかったアクションが可能になり、進める道が増えていく。

ステージの探索では、一筋縄ではいかないようなパズルやギミックなども用意されている。スイッチを押して仕掛けを起動させたり、そのスイッチにたどり着くために正解の道を見つけるなど、工夫と閃きを駆使して謎を解き、進んでいく。





さらに、探索中に出会ったキャラクターからクエストが発生したり、秘密の抜け穴を見つけて新たなステージを解放するなど、ひとつのステージにチャレンジするにしても、かなりのボリューム感で楽しめるようになっている。




▲キャラクターから発生したクエストや、メインとは関係ないサブクエストなどは、短編ストーリー仕立てになっていて、続きがどうなるのか、気になって進めてしまうものが多い。

ここまで紹介したものだけでも相当なボリューム感なのだが、さらにユニークなものとして、カルマ値のようなものが設定される。特定のキャラクターに対して取る行動の選択肢が用意されており、正義側か悪側へと変化していく。どちらの行動を取っても正解ではあるのだが、ロールプレイとして楽しめる要素のひとつだ。






■作りこまれた、細かい部分や要素に惹き付けられる
ここまで紹介した内容だけでもかなり遊びごたえのあるゲームになっているのだが、他にもギルドによる他の仲間とのマルチプレイや、PVPなどもあり、他プレイヤーとのコミュニケーションやアクションも楽しめる。



また本作は、ゲームの細かい部分が非常に練られている作品だ。例えば、ストーリーの状況に合わせてカメラワークが変化したり、簡単なQTEシステムが差し込まれるといった要素や、キャラクターのセリフが個性的で、モブであっても印象に残りやすいなど、「遊んでいて面白い」「次にどんどん進めたい」という体験ができるのは、本作ならではの要素だ。




▲ガチャ演出では、キャラがパッケージで送られてきたり、唐突に表彰式になったりなど、見ていて楽しくなれる。

プレイしてみて筆者が思ったのが、良い意味で「ソーシャルゲームっぽくない」という印象を受けた。というのも、まるでコンシューマーゲームではないかと思えないほどの遊びごたえがあったからだ。アクションは爽快、RPGのキャラを強化していく要素もあり、ストーリーも印象に残る。このような体験がアプリでできると考えると、本作は斬新かつ懐かしいゲームなのかもしれない。

さらに、アプリゲームの利点である自動戦闘やスキップ機能といった手軽さも残している。遊びたいときにかっつりプレイして、忙しい時には簡単に周回するといった切り替えができるのは、今の時代に合ったゲームの作り方であると感じる点だった。本記事を読んで気になった人は、是非リリースから遊んでみてほしい。



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2017年1月
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2020年12月
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