gumi、第1四半期の決算は営業損失5億9600万円と赤字転落 2四半期連続の赤字 一部モバイルゲーム苦戦、新作リリース接近に伴い外注費も負担に

gumi<3903>は、この日(9月10日)、第1四半期(21年5~7月)の連結決算を発表し、売上高36億5000万円(前年同期比31.7%減)、営業損失5億9600万円(前年同期は9億5000万円の利益)、経常損失5億9600万円(同10億8200万円の利益)、最終損失18億0800万円(同9億0100万円の利益)と大幅減収・赤字転落となった。主力のモバイルゲームの売上が低下したことに加えて、新作タイトルのリリース接近に伴い、外注費などが増加したため、としている。

 

・売上高:36億5000万円(同31.7%減)
・営業損失:5億9600万円(同9億5000万円の利益)
・経常損失:5億9600万円(同10億8200万円の利益)
・最終損失:18億0800万円(同9億0100万円の利益)

 

 

(モバイルオンラインゲーム事業)
売上高は36億0500万円(同32.3%減)、営業損失は5億9000万円(前年同期は10億2900万円の営業利益)となった。売上高に関しては、既存タイトルに関しては堅調に推移したものの、一部主力タイトルにおいて配信期間の長期化により売上が減少したことに加え、想定していた新規タイトルの配信が延期となったこと等に伴い、前年同期比で減収となった。営業利益に関しては、売上高の減少に加え、新規タイトルの開発進捗に伴い外注費が増加したこと等により、前年同期比で減益となった。

(XR事業(VR、AR、MR等
営業損失は1000万円(同6200万円の営業損失)となった。主にファンド出資等を通じ、有力な技術・コンテンツ・人材を保有する企業との戦略的な連携を図ってきた。

(ブロックチェーン事業)
売上高は4500万円(同87.9%増)、営業利益は500万円(同1600万円の営業損失)となった。主にgumi Cryptosで行っているコンセンサスノードの運営が売上に寄与した。また、引き続きgumi Cryptosを通じ、新たなテクノロジーを活用する世界各国のブロックチェーン企業に対し、様々な支援を提供した。

 

■2022年4月通期の見通し

2022年4月通期の見通しは非開示。モバイルオンラインゲーム事業、XR事業及びブロックチェーン事業を取り巻く事業環境の変化が激しく、適正かつ合理的な業績予想の算出が困難であるため、としている。

株式会社gumi
http://gu3.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社gumi
設立
2007年6月
代表者
川本 寛之
決算期
4月
直近業績
売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3903
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