【ゲーム株概況(9/13)】自社株買い発表のエイチームが大幅反発 1Q営業赤字転落のgumiは3日続落 通期利益予想を大幅下方修正のアピリッツも急反落
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9月13日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比65.53円高の3万447.37円で取引を終えた。ここまでの上昇に伴う利益確定の売り物が先行する場面となったものの、大引けにかけて買われ、高値引けする形となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、エイチーム<3662>が大幅反発した。エイチームは、先週末9月10日に2011年7月期決算を発表するとともに、発行済み株式数の1.8%に当たる35万株を上限とする自社株買いも発表したことが市場の関心を集めたようだ。
また、ガンホー<3765>やDeNA<2432>、コロプラ<3668>、グリー<3632>など主力株の強さが目立ったほか、コーエーテクモHD<3635>が反発して再び高値を更新した。
半面、先週末10日に発表した第1四半期決算が営業赤字転落となったgumi<3903>は3日続落となり、2022年1月期通期の利益予想を大幅下方修正したアピリッツ<4174>は5日ぶりに急反落した。アピリッツは同時に1対3株の株式分割も発表したものの、利益の下方修正幅の大きさのインパクトが強く意識されたもよう。
ほか、東映アニメ<4816>が8日ぶりに反落し、HEROZ<4382>はバリオセキュア<4494>との資本・業務提携を発表したものの、第1四半期決算の大幅減益もあって反落した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社エイチーム
- 設立
- 2000年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 林 高生
- 決算期
- 7月
- 直近業績
- 売上高239億1700万円、営業利益5億6200万円、経常利益6億900万円、最終利益9億5300万円(2024年7月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3662
会社情報
- 会社名
- 株式会社アピリッツ
- 設立
- 2000年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員CEO 和田 順児
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高84億2700万円、営業利益5億9900万円、経常利益5億9600万円、最終利益3億8600万円(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4174