ミクシィ<2121>が2月4日に発表した第3四半期累計(4-12月期)の連結業績は、売上高124億4500万円(前年同期比28.8%増)、経常利益25億8300万円(同2.9%増)、四半期純利益12億3600万円(同1.9%減)だった。
同社では、主力のインターネットメディア事業で、8月に「mixi」のサービス障害が発生したものの、「mixiモバイル」の広告販売が順調に推移したほか、「mixiアプリ」に関連する広告・課金における収益化が進んでいる、としている。「mixiボイス」が日記に並ぶコミュニケーションサービスに成長したほか、「mixiチェック」などの新たなコミュニケーション機能の提供を開始した。
3月通期の予想は、売上高170億円(前期比25.0%増)、経常利益30億2000万円(同12.9%増)、当期純利益14億5000万円(同10.7%増)を見込む。業績予想を変更しており、売上高は従来予想比3億5000万円の減額、経常利益は2億6000万円の増額、当期純利益は6000万円の増額となった。
修正の理由について、8月に発生したサービス障害の影響があったほか、「mixiアプリ」で各アプリ提供者に支払うアドプログラム費用を変更したことなどの影響で費用が減少する見込みになったため、としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121