『DQウォーク』と『FGO』が3日ずつ首位を獲得　前週好調の『ウマ娘』は1日にとどまる　App Store売上ランキングを振り返る

9月11日から9月17日のApp Store売り上げランキング上位の動きを振り返っていこう。前週は、Cygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』が7日間中6日で首位を獲得するなど非常に強さを示した1週間となったが、この週はどうなったのだろうか。

この週においては、『ウマ娘 プリティーダービー』の首位獲得は、前週と打って変わって1日にとどまり、『ドラゴンクエストウォーク(DQウォーク)』と『Fate／Grand Order（FGO）』がそれぞれ3日ずつ首位を獲得した。

両タイトルの首位を獲得したと思われる要因は以下のとおり。

・『ドラゴンクエストウォーク』
2周年記念特別イベントとして「ドラゴンクエストV」のコラボイベントを開催。新スキル「ドラゴラム」を習得できる★5「ドラゴンのつえ」などが登場した「2周年記念ふくびき」を行う。

・『Fate／Grand Order（FGO）』
「カルデア･サマーアドベンチャー！ピックアップ2召喚(日替り)」を開催。期間限定の水着サーヴァントとなる「★5 (SSR)カーマ(アヴェンジャー)」「★4 (SR)カイニス(ライダー)」「★4 (SR)清少納言(バーサーカー)」が登場。

このほか、『ドラゴンクエストウォーク』もそうだが、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』や『プロ野球スピリッツA』のように、11位以下から急上昇して上位に飛び込んでくるケースも目立った。

各日のランキングの状況は以下のとおり。いずれも朝方のデータとなるため、上のグラフとは差異があるので注意していただきたい。

 

9月13日9時現在のApp Storeの売上ランキング（ゲームカテゴリー）は、スクウェア・エニックスの『ドラゴンクエストウォーク』が首位に立った。

『DQウォーク』は、2周年記念特別イベントとして「ドラゴンクエストV」のコラボイベントを9月12日より開始しており、新スキル「ドラゴラム」を習得できる★5「ドラゴンのつえ」などが登場した「2周年記念ふくびき」を実施していることなどが首位獲得につながったようだ。

出所：AppAnnie

また、アニプレックスが『ディズニー ツイステッドワンダーランド』が9位とトップ10圏内に入ってきた。『ツイステ』は、9月10日16時より、「ジャミル バースデー召喚」を開催しており、 期間限定のSSR「ジャミル[ユニオンバースデー]」が登場していることが大きく順位を押し上げたもよう。

出所：AppAnnie

ほか、6wavesの『獅子の如く～戦国覇王戦記～』や、セガとColorful Paletteの『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』などがトップ30に復帰した。

9月14日9時現在のApp Storeの売上ランキング（ゲームカテゴリー）は、スクウェア・エニックスの『ドラゴンクエストウォーク』が首位をキープした。

ランキングの動きで目立ったのは、前日の176位から16位まで急浮上したCygamesの『プリンセスコネクト！Re:Dive』だ。『プリコネR』は、9月13日12時より、新キャラ「ユキ（オーエド）」がピックアップガチャ、プラチナガチャ、★3確定プラチナガチャに登場したことなどが売上に寄与しているようだ。

出所：AppAnnie

また、coly<4175>の『スタンドマイヒーローズ』が前日の40位から24位に上昇し、再びトップ30圏内に入ってきた。『スタマイ』は、開催中の5周年イベントにおいて、9月13日18時より、2020年12月末までに登場したイベント限定カードが排出される「後夜祭ガチャ」を開催していることが、今回の順位上昇につながっているもよう。

出所：AppAnnie

ほか、バンダイナムコエンターテインメントの『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』や、ガンホー<3765>の『ラグナロクオリジン』などがトップ30に復帰した。

9月15日9時現在のApp Storeの売上ランキング（ゲームカテゴリー）は、上位2タイトルの順位に変化はなく、スクウェア・エニックスの『ドラゴンクエストウォーク』が首位をキープした。

トップ10圏内では、6位にスクウェア・エニックスとAiming<3911>の『ドラゴンクエストタクト』が前日の39位から浮上してきた。『DQタクト』は、9月14日14時より、「勇車スラリンガルSPスカウト」を開始しており、スライム系Sランクキャラクターの「勇車スラリンガル」と、Aランクキャラクターの「プロトキラー」が新登場していることが売上に寄与しているようだ。

出所：AppAnnie

また、コーエーテクモゲームスの『三國志 覇道』が前日の47位から8位に急上昇してきた。『三國志 覇道』は、本日9月15日にサービス開始1周年を迎えることを記念した新武将として、UR「諸葛亮」と「呂布」を実装したことなどが順位を押し上げ、今回のトップ10入りにつながったもよう。

出所：AppAnnie

ほか、Happy Elementsの『あんさんぶるスターズ！！Music』がトップ10、Activisionの『Call of Duty: Mobile』がトップ30に復帰した。

9月16日9時現在のApp Storeの売上ランキング（ゲームカテゴリー）は、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位に立った。

『FGO』は、9月15日18時より、「カルデア･サマーアドベンチャー！ピックアップ2召喚(日替り)」を開催しており、期間限定の水着サーヴァントとなる「★5 (SSR)カーマ(アヴェンジャー)」「★4 (SR)カイニス(ライダー)」「★4 (SR)清少納言(バーサーカー)」が新たに登場していることが首位獲得の原動力となったようだ。

出所：AppAnnie

また、コロプラ<3668>の『白猫プロジェクト』が前日の82位から5位に急上昇してきた。『白猫』は、9月15日16時より、新イベント「海の宝石の100億＄＄＄」を開催するとともに、イベントで活躍する「ティナ（CV:釘宮理恵）」「ブラッド（CV:鈴村健一）」「ファルファラ（CV:水樹奈々）」が登場したキャラガチャを実施していることが売上につながっているもよう。

出所：AppAnnie

ほか、Cygamesの『グランブルーファンタジー』や、バンダイナムコエンターテインメントの『ドラゴンボール レジェンズ』などがトップ30に復帰した。

9月17日9時現在のApp Storeの売上ランキング（ゲームカテゴリー）は、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位をキープした。

続く2位には、バンダイナムコエンターテインメントとアカツキ<3932>の『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が前日の22位から浮上してきた。『ドッカンバトル』は、9月16日より、LRまでドッカン覚醒可能な新SSR「クリリン&孫悟飯(幼年期)」と「ベジータ」が登場した「頂・伝説降臨」ガシャを開催していることが売上に寄与しているようだ。

出所：AppAnnie

また、コナミデジタルエンタテインメントの『実況パワフルプロ野球』が前日の35位から5位に飛び込んできた。『パワプロ』は、9月16日より、テレビアニメ「鬼滅の刃」のコラボを開始しており、コラボイベキャラの「竈門 炭治郎」「我妻 善逸」「嘴平 伊之助」が登場した「ループガチャ 鬼滅の刃コラボ記念」を実施していることなどが大きく順位を押し上げたもよう。

出所：AppAnnie

ほか、Yostarの『アズールレーン』が8位とトップ10圏内に復帰し、「DC」コラボを開始したスクウェア・エニックスとポケラボの『SINoALICE（シノアリス）』などもトップ30に復帰した。