【ゲーム業界で働くなら知っておきたい!企業の働きやすさ図鑑】Cygamesはクリエイターが働きやすい会社? “最高のコンテンツ”作りを支える制度と職場環境を紹介

「最高のコンテンツを作る会社」をビジョンに掲げ、ゲームの企画・開発・運営を中心に、アニメーション制作やマンガ事業なども展開するCygames(サイゲームス)。同社は、ユーザーに面白いコンテンツを届けるため、開発設備の充実やスタッフが制作に専念できる環境づくりにも力を入れている。

その特徴は、オフィスの設備だけにとどまらない。社内勉強会を通じた技術やノウハウの共有、若手社員の成長を支えるメンター制度、健康をサポートする福利厚生など、クリエイターが力を発揮するための取り組みを幅広く展開している。

今回は、サイゲームスの公式採用情報をもとに、ゲーム業界で働くことや転職を考えている人に向けて、同社の制度と職場環境を紹介する。

①サウンドスタジオやモーションキャプチャースタジオも 開発に集中できる制作環境

サイゲームスの働く環境で注目したいのが、コンテンツ制作に必要な設備を社内に備えている点である。同社は、サウンドスタジオやモーションキャプチャースタジオ、フォーリースタジオ、ライブラリー、ゲームプレイルームなどを紹介している。サウンドスタジオでは、ゲームやアニメの音声収録に加え、番組の収録や生配信にも対応できる環境を整えている。

また、クリエイターの作業環境にも配慮。イラストレーターの作業エリアでは、天井照明の調整や間接照明の採用によって、ペンタブレットを使用する際に画面へ室内照明が反射しにくいよう工夫している。こうした設備は、単にオフィスを充実させるためのものではない。制作に必要な作業環境を整えることで、スタッフがコンテンツづくりに集中できる状態を目指している。

ゲーム開発では、プランナー、エンジニア、デザイナー、サウンドクリエイターなど、さまざまな職種が連携する。職種ごとの専門性を発揮できる設備を整えることは、制作の質を追求するうえでも重要な要素といえる。

②「CyStudy」や「スキルサーズデー」で知識と技術を共有

クリエイターが長く活躍していくためには、制作環境だけでなく、技術や知識を磨き続けられる仕組みも欠かせない。同社では、社内の開発力向上を目指す取り組みとして、社内勉強会や講演会を実施している。

代表的なものが「CyStudy」だ。プランニング、エンジニア、サウンド、ビジュアルアーツ、プロダクションなどのカテゴリーで、さまざまなプロジェクトの知見やノウハウを共有する講演会を開催している。

また、「スキルサーズデー」は、毎週木曜日に有志が集まって開催する自由参加型の勉強会である。部署や職種の垣根を越えて、興味のあるテーマや自分が学んだ内容、技術検証などを共有する機会となっている。

さらに、エンジニアが技術記事をリレー形式で投稿する「Cygamesアドベントカレンダー」や、職種を問わずゲーム制作に挑戦できる社内イベント「Cygames GameJam」なども実施している。個人の学びを社内で共有し、ほかのスタッフの知識や経験にも触れられる点は、技術力や表現力を高めたいクリエイターにとって注目したいポイントだ。

③約1万2000冊以上を収蔵できる図書室 インプットを支える環境

制作に関わる人にとって、日頃から幅広い作品や知識に触れることも重要である。同社では、約1万2000冊以上の書籍を収蔵できる図書室を設けている。所蔵するのは、芸術・美術関連の書籍をはじめ、デザイナーやイラストレーターの業務に生かせる資料、マネジメントや組織論に関する実用書などだ。

ゲーム制作では、技術的な知識だけでなく、デザインや美術、物語、ユーザー体験など、さまざまな分野への理解が求められる。社内で幅広い書籍に触れられる環境は、日々の業務に必要な情報を得るだけでなく、新しい発想や表現を考えるきっかけにもなり得る。

また、社内にはゲームプレイルームも設置されている。各種ゲームタイトルや最新ハード、ボードゲームなどをそろえ、スタッフ同士がゲームを通じて交流できるスペースだ。同社は、ゲームを楽しむこともスタッフ間の交流やチームワークを高める機会として位置づけている。ゲームを作るだけでなく、遊びや知識のインプットを支える環境にも目を向けている点が特徴である。

④社内整体や無料ドリンクなど、健康を支える福利厚生

働きやすい環境を考えるうえでは、制作設備やスキルアップの機会に加え、日々の健康管理やリフレッシュを支える制度も重要だ。

同社では、社内のリラクゼーションルームで整体師の施術を無料で受けられる「社内常設の整体」を用意している。また、各フロアには無料のソフトドリンク自動販売機を設置。インフルエンザワクチンの接種も社内で受けられる。長時間PCに向かうことの多いクリエイターにとって、身体をケアする機会や、仕事の合間にリフレッシュできる環境は気になるポイントだろう。

そのほか、産休・育休制度をはじめとする、働くパパ・ママをサポートする福利厚生も用意されている。もちろん、制度があることだけで実際の働きやすさが決まるわけではない。利用条件や対象者、各制度の運用状況なども確認しながら、自分の働き方やライフステージに合う環境かどうかを考えることが大切である。

⑤メンターとトレーナーが若手を支援。入社後の成長を後押し

新しい職場で力を発揮するためには、入社後に仕事の進め方を理解し、必要なスキルを身につけていく過程も重要になる。

同社では、新卒・第二新卒向けに「メンタートレーナー制度」を設けている。キャリア形成や生活全般の悩みを相談できるメンターと、業務上必要なスキルを教えるトレーナーが、それぞれの立場から若手社員を支える仕組みだ。

新卒向けには、全体研修と職種別研修も実施。職種別研修では、実務を想定した内容を通じて、配属後の業務に必要な知識やスキルを学ぶ機会を設けている。さらに、新卒・第二新卒の社員が役員や部署責任者と交流する社内座談会も実施している。こうした取り組みは、仕事について学ぶだけでなく、組織や会社の考え方を理解する機会にもなる。

経験者にとっても、入社後にどのように業務へ合流し、会社の制作方針や仕事の進め方を理解していくのかは、転職先を検討するうえで確認しておきたいポイントだ。キャリア採用者向けにも、会社や業界の概要、サイゲームスでのものづくりの進め方・考え方を学ぶ「入社研修プログラム」が用意されている。

■まとめ:クリエイターの「作る力」を、設備・学び・健康面から支える

同社の働く環境を見ていくと、サウンドスタジオやモーションキャプチャースタジオといった制作設備に加え、社内勉強会や図書室、ゲームプレイルーム、健康サポート、若手社員の育成制度など、幅広い取り組みを展開していることがわかる。

特に注目したいのは、福利厚生を充実させるだけでなく、制作に必要な専門設備を整え、社内で知識やノウハウを共有し、継続的なスキルアップを支えている点である。ゲーム業界で働くうえでは、携わりたいタイトルや職種だけでなく、どのような環境で制作に取り組み、どのように成長していけるかも重要な判断材料となる。

サイゲームスへの転職を検討する際は、希望職種の仕事内容や求められるスキルとあわせて、こうした制作環境や成長支援の仕組みにも注目したいところだ。

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