U-NEXT HD、26年8月期決算は売上は8期連続で過去最高 課金ユーザー540万人に拡大したコンテンツ配信事業が着実に成長 アニメ・IPビジネスの強化進む

U-NEXT HOLDINGS<9418>は、10月14日、2026年8月期の連結決算を発表し、売上高4699億5700万円(前の期比20.4%増)、営業利益302億5500万円(同4.2%減)、経常利益281億6900万円(同8.8%減)、最終利益149億5900万円(同18.7%減)となった。
・売上高:4699億5700万円(同20.4%増)
・営業利益:302億5500万円(同4.2%減)
・経常利益:281億6900万円(同8.8%減)
・最終利益:149億5900万円(同18.7%減)
売上高は8期連続で過去最高を更新した。通信・エネルギー事業が中東情勢の悪化に伴う電源調達コストの高騰で苦戦したものの、コンテンツ配信事業をはじめ、通信・エネルギー事業を除く3事業は営業増益を確保した。特にコンテンツ配信事業は、課金ユーザー数の増加と顧客単価の上昇を背景に、売上高・営業利益ともに過去最高を更新した。
■コンテンツ配信事業は増収増益、営業利益17%増
コンテンツ配信事業の売上高は1444億6000万円(前の期比12.5%増)、営業利益は112億7600万円(同16.9%増)となった。ユーザー数の増加と顧客単価の上昇によって継続収入が伸び、増収増益を達成した。
課金ユーザー数は2026年8月末時点で540万人となり、前の期末から45万人増加した。前年同期比では9.2%の増加となる。さらに、8月の利用開始ユーザー数(9月課金開始分)は、サービス開始以来の過去最高を更新した。
連結ベースでも継続的な収入の伸びが目立った。リカーリング売上高は3902億円と前の期比23%増加し、連結売上高に占める割合は83%に達した。月額固定料金サービスなど、継続的に収入を得るビジネスの拡大がグループ全体の成長を支えている。
■アニメ制作やIP関連ビジネスも強化
同社はコンテンツ配信事業の成長に加え、コンテンツの制作・調達やIP関連ビジネスの強化にも取り組んでいる。
2026年4月には、コンテンツラインアップのさらなる強化を目的に、韓国のエンターテインメント企業CJ ENM、TBSホールディングスとの共同出資でアニメ制作会社StudioMonowaを設立した。同年6月には、アニメ制作事業を展開するGoHandsを完全子会社化。さらに8月には、NBCUniversalとの間で日本における包括的かつ戦略的なパートナーシップを締結した。
魅力的なコンテンツラインアップの拡充に加え、アニメ制作やIP関連ビジネスを通じて収益機会を広げる構えだ。動画配信サービスの利用者拡大を進めるとともに、コンテンツを起点とした事業展開を強化している。
■27年8月期は増収増益を見込む
2027年8月期の連結業績については、売上高5240億円(前期比11.5%増)、営業利益325億円(同7.4%増)、経常利益307億円(同9.0%増)、最終利益165億円(同10.3%増)、EPS91.47円を見込む。
・売上高:5240億円(同11.5%増)
・営業利益:325億円(同7.4%増)
・経常利益:307億円(同9.0%増)
・最終利益:165億円(同10.3%増)
・EPS:91.47円
前期はエネルギー事業の採算悪化が連結利益を押し下げたものの、コンテンツ配信事業では課金ユーザー数の拡大や継続収入の成長が続いている。今後は配信サービスの成長に加え、アニメ制作やIP関連ビジネスの強化がどのように収益機会の拡大につながるかも注目される。
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会社情報
- 会社名
- 株式会社U-NEXT HOLDINGS
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 宇野 康秀
- 決算期
- 8月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9418